文献

J-GLOBAL ID：201502234807864807   整理番号：15A0511476

銅インサートメタルを用いたアルミニウム大気中自発的溶融・凝固接合における変位+荷重制御に関する検討

A Study of Displacement-load Control for Vacuum Free Self-induced Fusion Solidification Bonding of Aluminum with Copper Insert Metal

著者 (4件)： 川上博士 (三重大 大学院工学研究科) ,  長尾俊紀 (愛知機械工業) ,  木村圭子 (葉山電器製作所) ,  鈴木実平 (三重大 大学院工学研究科)
資料名： スマートプロセス学会誌  (Journal of Smart Processing - for Materials, Environment & Energy -)
巻： 4  号： 2  ページ： 83-88  発行年： 2015年03月20日 
JST資料番号： F0907C  ISSN： 2186-702X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 銅インサートメタルを用い,アルミニウムの大気中接合は可能であるが,実用的見地から加熱速度を低下させる場合には,成長した酸化膜に対してさらに強力な酸化膜破壊を人工的に起こす必要がある。本研究では,接合界面に周期運動を与え,接合界面の衝突および液相の流動による酸化膜破壊について検討した。変位+荷重制御により接合界面に周期運動を与えることにより,静的定荷重に比べて酸化膜の破壊領域を拡大できた。周期運動付与による酸化膜破壊および接合プロセス促進は,接合時間およびインサートメタル厚さを増加すると増加した。接合圧力閾値もその増加と共に酸化膜破壊および接合プロセス促進をすることが分かった。

シソーラス用語： *拡散接合 ,  *アルミニウム ,  純金属 ,  インサート金属 ,  銅 ,  大気中 ,  *酸化膜 ,  *溶接性 ,  界面 ,  接合部 ,  変位 ,  繰返し荷重 ,  引張強さ ,  保持時間 ,  表面構造 ,  酸化アルミニウム ,  金属間化合物 ,  液相拡散接合 ,  接合界面 ,  荷重依存性 ,  継手強度 ,  界面構造 ,  *化成皮膜 ,  *性質 ,  機械的性質 ,  強度 ,  構造
準シソーラス用語： 周期運動 ,  界面組織

分類 (1件)： 溶接性,溶接性試験  (WC07070Y)

引用文献 (8件)：

• 1) 益本功、玉置維昭、寺井清、永井義夫: 拡散接合の最近の進歩、日本金属学会会報、9-10 (1970) 653-664.
• 2) D. Hauser, P. A. Kammer, D. C. Martin: Fundamentals of solid state welding and their application to beryllium, aluminum and stainless steel, Battelle Memorial Institute (1965) 76-84.
• 3) S. Ohashi, T. Hashimoto: Study on diffusion welding (Report4), Journal of the JWS, 45-7 (1976) 590-597.(in Japanese)
• 4) K. Nishiguchi, Y. Takahashi, A. Seo: Formation mechanism of liquid phase by reaction diffusion during diffusion bonding, Quarterly Journal of the JWS, 8-3 (1990) 336-342. (in Japanese)
• 5) D. S. Duvall, W. A. Owczarski, D. F. Paulonis: TLP bonding: a new method for joining heat resistant alloys, Welding journal, 53-4 (1974) 203-214.

タイトルに関連する用語 (8件)： 銅 ,  インサート ,  メタル ,  アルミニウム ,  大気中 ,  溶融 ,  凝固 ,  変位