抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ノースカロライナ大学の大学院生Matt Tomasuloが始めた「[自分の町]を歩く」運動の拡大状況を紹介した。彼は,人々とのやり取りの中で,歩行を妨げているのは,人が,自分の目的地は,歩くには遠すぎると考えることにあると気づいた。そこでRaleigh市の中心部に,主要な目的地までの距離を,マイルでなく,歩いて何分かを示す私製の仮設標識を27基設置した。これが,市民の支持を得,BBC他のマスコミが取り上げることで大きな運動に広がった。市民の請願で,違法だった標識が合法になるとともに,ナイト財団からの資金提供,保険会社BlueCross BlueShield社の支援も得て,100以上の都市が参加する大規模なキャンペーンとなった。現在は,統一的なデザインで標識を印刷するツールキットも開発され,標識上のQRコードをスマートフォン等で読み取れば,目的地までの地図も表示される様になった。