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J-GLOBAL ID：201502234827924423   整理番号：15A0522377

一気相輸送法によるSAPO-34分子ふるいの結晶化と触媒特性

Crystallization and catalytic properties of molecular sieve SAPO-34 by a vapor-phase transport method

著者 (2件)： ZHANG Lu (Dep. of Chemistry, The Univ. of Western Ontario, London, Ontario N6A 5B7, Canada. [e-mail]) ,  HUANG Yining
資料名： Journal of Materials Chemistry A. Materials for Energy and Sustainability  (Journal of Materials Chemistry A. Materials for Energy and Sustainability)
巻： 3  号： 8  ページ： 4522-4529  発行年： 2015年02月28日 
JST資料番号： W0204B  ISSN： 2050-7488  CODEN： JMCAET  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： SAPO-34分子ふるいの生成が気相物質輸送(VPT)条件下に研究された。粉末XRD,SEM/EDXおよび固体NMRを用いて,結晶化時間の関数としてゲル試料の構造的な発展が追跡された。その結果は,始めのVPT乾燥ゲルが非晶質物質(主成分)と高密度相(少量成分)の一混合物であることを示した。その非晶質物質は性質上アルミノリン酸塩であるが,その構造はSAPO-34への転換に適切でなかった。何故ならば,同非晶質物質は八面体型Alを有していたからである。気相を通じて構造指向剤のモルフォリンを同乾燥ゲルの表面上に導入すると,非晶質相の構造に変化をもたらした。これは,八面体型Alの四面体型Alへの転換によって立証された。高密度相はトリジマイト相に転換された。VPT条件下でさらに加熱すると,トリジマイトと非晶質相の間の平衡はSAPO-34を続いて形成する非晶質物質に移行した。²⁹Si NMRの結果は,Siがアルミノケイ酸塩の生成を経て結晶化の後段階で骨格中に取り込まれることを示した。触媒試験は,本研究で得られたSAPO-34生成物が,100%のメタノール転化率での長寿命と正規の水熱合成で調製したSAPO-34と同じような生成物選択性を有していることを示した。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST

シソーラス用語： *触媒反応 ,  *脂肪族アルコール ,  *オレフィン化合物 ,  触媒調製 ,  *リン酸塩 ,  *合成ゼオライト ,  加熱 ,  キセロゲル ,  結晶化 ,  相転移 ,  X線回折 ,  走査電子顕微鏡 ,  透過型電子顕微鏡 ,  電子顕微鏡観察 ,  ケイ素29NMR ,  *反応経路 ,  分子構造 ,  触媒活性 ,  寿命 ,  選択性
準シソーラス用語： *MTO反応 ,  *SAPO-34 ,  乾燥ゲル ,  触媒寿命 ,  配位構造

分類 (3件)： 物理化学一般その他  (CB01030T) ,  触媒の調製  (CB06110P) ,  合成鉱物  (CD01040K)

物質索引 (1件)： メタノール

タイトルに関連する用語 (5件)： 気相輸送法 ,  SAPO-34 ,  分子ふるい ,  結晶化 ,  触媒特性