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J-GLOBAL ID:201502235189476880   整理番号:15A0480703

ルイス酸-塩基相互作用を介する窒化ホウ素ナノチューブ(BNNT)のサイトとキラリティーの選択的化学改質

Site and chirality selective chemical modifications of boron nitride nanotubes (BNNTs) via Lewis acid-base interactions
著者 (4件):
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巻: 17  号:ページ: 3850-3866  発行年: 2015年02月07日 
JST資料番号: A0271C  ISSN: 1463-9076  CODEN: PPCPFQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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無垢のBNNTは,その表面にルイス酸(ホウ素)およびルイス塩基(窒素)中心をもつ。吸着物としてルイス塩基および酸の代表であり,BNNTの表面でサイトが一致するアンモニアとボラン分子の相互作用を,DFTにより研究した。吸着エネルギーは,チューブのアームチェア(4,4)およびジグザグ(8,0)変異体の両方で,アンモニアの化学吸着(約5~10kcalmol-1)より強いボランの化学吸着(約15~20kcalmol-1)を示唆した。NH3は(4,4)チューブ上で(8,0)を好むが,BH3は逆を好み,酸-塩基相互作用へのいくつかのキラリティー依存性を示す。結合の新機能がBH3/AlH3-BNNT(端部サイトで)で見出されて,そこでは,ゲスト分子の1水素が,与格共有結合(N:→B)に加えて,3-中心2-電子結合に関与する。この相互作用は,BNNTのボラン/アランからの電子流動の逆転を引き起こし,チューブ電子受容体を作製して,流入ルイス酸の強度変化により電子的性質の調整が可能なことを示唆する。反対に,BNNTはアンモニア錯体において電子受容体として常に挙動する。IR,XPS,NMRスペクトルは,錯体のいくつかの特徴を示し,実験者がこの錯体の構造とゲスト分子の位置を同定して,第二の機能化の設計を支援する。いくつかの他の中性BF3,BCl3,BH2CH3およびイオン性CH3+酸ならびにアミノ基(CH3NH2とNH2COOH)との相互作用を研究した。最強の相互作用(>100kcalmol-1)がBNNT-CH3+錯体においてみられ,H結合がNH2COOH-BNNT錯体の安定性の唯一の源である。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (2件):
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その他の無機化合物の結晶構造  ,  窒素とその化合物 

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