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J-GLOBAL ID：201502235336168062   整理番号：15A0399864

非スプレイ空間を含む格納容器内のエアロゾル状放射性物質のスプレイ除去に関する簡易解析手法の開発

Development of a Simplified Model for Radionuclide Aerosol Removal Using a Containment Spray Including a Nonsprayed Region

著者 (6件)： 舟山京子 (原子力規制委 原子力規制庁) ,  青野健二郎 (原子力規制委 原子力規制庁) ,  星陽崇 (原子力規制委 原子力規制庁) ,  森田彰伸 (原子力規制委 原子力規制庁) ,  堀田亮年 (原子力規制委 原子力規制庁) ,  梶本光廣 (原子力規制委 原子力規制庁)
資料名： 日本原子力学会和文論文誌  (Transactions of the Atomic Energy Society of Japan)
巻： 14  号： 1  ページ： 69-74  発行年： 2015年03月01日 
JST資料番号： L4596A  ISSN： 1347-2879  CODEN： JNSTAX  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 原子炉格納容器スプレイの作動時における格納容器内のエアロゾル状放射性部室の浮遊量の時間変化について,単一区画の格納容器体系により格納容器内の非スプレイ領域の影響を適切に考慮できる簡易モデルを開発した。現在,格納容器内の非スプレイ領域の影響を考慮したスプレイ除去の解析手法は格納容器内を2つ以上の複数区画に分割した数値解析などが主流で必ずしも容易ではない。非スプレイ領域を含む格納容器を単一区画で模擬する場合について,格納容器を非スプレイ領域とスプレイ領域の2区画に分割した体系モデルの解析解を利用して等価なスプレイ除去率を簡易に計算する方法を示した。開発した簡易モデルは格納器の形状,非スプレイ領域の割合および雰囲気ガスの循環流量など,原子炉施設の設計値から容易に得られるパラメータのみを含み,原子炉施設の格納容器スプレイ除去の解析に汎用的に適用できる。

シソーラス用語： *原子炉格納容器 ,  ECCS ,  *冷却材喪失 ,  *エアロゾル ,  数値解析 ,  *モデル ,  *放射性物質 ,  *シビアアクシデント ,  依存性 ,  パラメータ
準シソーラス用語： *原子炉格納容器スプレー系 ,  *簡易モデル ,  パラメータ依存性

分類 (1件)： 水冷却炉の安全性  (MD06020H)

引用文献 (4件)：

• 1) 原子力災害対策本部,「原子力安全に関するIAEA閣僚会議に対する日本政府の報告書-東京電力福島原子力発電所の事故について-」(2011年6月)および「国際原子力機関に対する日本国政府の追加報告書-東京電力福島原子力発電所の事故について-(第2報)」(2011年9月).
• 2) R. K. Hilliard, A. K. Postma, J. D. Mccormack, et al., “Removal of iodine and particles by sprays in the containment systems experiment,” Nucl. Technol., 10, 499 (1970).
• 3) D. A. Powers and S. B. Burson, Simplified Model of Aerosol Removal by Containment Sprays, NUREG/CR-5966, SAND92-2689 (1993).
• 4) USNRC, Containment Spray as a Fission Product Cleanup System, NUREG-0800, Chap.6.5.2, 6.5.2-13 (2007).

タイトルに関連する用語 (7件)： スプレイ ,  格納容器 ,  エアロゾル ,  放射性物質 ,  簡易 ,  解析手法 ,  開発