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J-GLOBAL ID:201502235482293553   整理番号:15A0640673

溶解性汚染物質によるモデル生物担体の前処理:QCM-D研究

Preconditioning of Model Biocarriers by Soluble Pollutants: A QCM-D Study
著者 (6件):
資料名:
巻:号: 13  ページ: 7222-7230  発行年: 2015年04月08日 
JST資料番号: W2329A  ISSN: 1944-8244  CODEN: AAMICK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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担体型生物学的廃水処理に用いる生物担体の前処理における初期の生物膜形成に関連し,担体特性と溶液の関係を調べた。ポリスチレン(PS)とポリアミド(PA)をモデル生物担体とし,下水,産業廃水,様々な高分子とイオン組成の合成廃水からの溶解性有機汚染物質の堆積挙動を,水晶振動子マイクロバランス(QCM-D)を用いて調べた。実廃水からの堆積では,有機物濃度(蛋白質,フミン酸)の影響が,イオンの影響を上回った。合成廃水系で,有機物が低濃度のPS表面では,カルシウムイオンの存在が,薄く硬い付着層をより高密度で粘弾性な付着層に変化させた。一方,有機物が高濃度の場合,粘弾性付着層が直接生成し,イオン強度の増加により,堆積は妨げられた。PAへの溶質付着では,より厚い粘弾性付着層が生成し,これは,有機物濃度により高まった。高いイオン強度では,カルシウムイオンによる堆積の低下影響が見られた。生物担体の前処理での生物膜形成について,新たな示唆を得た。
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分類 (1件):
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下水,廃水の生物学的処理 

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