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J-GLOBAL ID:201502235545867911   整理番号:15A0549598

二相性脂質単分子層上のline active moleculesを探索する

Searching for line active molecules on biphasic lipid monolayers
著者 (3件):
資料名:
巻: 11  号: 11  ページ: 2147-2156  発行年: 2015年03月21日 
JST資料番号: W2327A  ISSN: 1744-683X  CODEN: SMOABF  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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相共存が認められる膜において,線張力はドメイン量ならびにドメインのサイズおよび形状を決定する重要なパラメータであると考えられ,そのため,線張力は膜テクスチャーを決定すると思われる。様々な分子が「linactants」(線張力を低下させることにより膜テクスチャーを改変する分子)であると提唱されてきた。本研究では,厚さの異なる2種類の共存相を有する単分子層において,様々な分子のlinactantsとしての能力を調査した。そして,飽和度の異なる鎖を持つ分子,鎖の長さの異なる別の分子,およびかさ高い分子のlinactantsとしての能力を試験した。このように同一の実験系において,硬さの異なる鎖を持つ分子,分子内で厚さの異なる分子,およびかさ高い部分を持つ分子の作用を示すことにより,ある分子が単分子層系における線張力を変化させるメカニズムについての様々な仮説を解析した。異なる炭水化物鎖を持つ脂質はいずれもlinactantsとしての作用を発揮しなかった。しかし,かさ高い分子の1種のみが調査した中で単分子層の線張力を低下させた。このように,linactantsとしての作用を予測することを可能にする一般化分子構造ルールは存在しないと結論付けられ,そのため,linactantsをデザインすることは困難で,将来の研究において挑戦し甲斐のある課題であるように思われる。また,膜テクスチャーに関して,ドメインのサイズ分布における線張力の直接的影響は認められなかった。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (2件):
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界面化学一般  ,  脂質一般 
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