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J-GLOBAL ID：201502235697853339   整理番号：15A0260809

寒冷地における太陽熱空気集熱器と潜熱蓄熱材を組み合わせた外気負荷削減装置の開発 個別要素の特性によるシステム効果の数値解析

DEVELOPMENT OF SYSTEM FOR REDUCING FRESH AIR LOAD BY USING SOLAR COLLECTOR AND PCM IN COLD REGION: Numerical analysis of system efficiency by using characteristics of elements

著者 (6件)： 高山裕香子 (北大 大学院工学院) ,  森太郎 (北大 大学院工学研究院) ,  石戸谷裕二 (室内気候研) ,  松永潤一郎 (マツナガ) ,  羽山広文 (北大 大学院工学研究院) ,  菊田弘輝 (北大 大学院工学研究院)
資料名： 日本建築学会環境系論文集  (Journal of Environmental Engineering (Transactions of AIJ))
号： 708  ページ： 117-126  発行年： 2015年02月28日 
JST資料番号： L4761A  ISSN： 1348-0685  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 太陽熱空気集熱器(集熱器)と潜熱蓄熱材(PCM)を組み合わせた蓄熱システムの特性を検討した。システムの実験装置による動作実験,集熱器を設置した実験住宅による効率判定を行った。PCMの伝熱特性実験及び数値モデルによるシミュレーション,北海道内4地点における住宅モデルによる部材レベル及び集熱器台数,PCMの質量・融点別の外気負荷削減量のシミュレーションを実施した。その結果,1)本システムを用いて太陽熱の日没後移行が可能となること,2)集熱器の効率は約40%であること,3)集熱器台数,PCMの質量・融点を検討して地域の気象条件等に応じた有効なシステムの開発が期待できること,などの知見を得た。

シソーラス用語： 寒冷地 ,  *太陽熱集熱器 ,  *蓄熱材 ,  *暖房負荷 ,  空気 ,  *空調システム ,  北海道 ,  性能評価 ,  計算機シミュレーション ,  融点 ,  独立住宅 ,  減少 ,  数学モデル ,  外気 ,  実験住宅 ,  数値モデル ,  *蓄熱システム ,  *相変化材料 ,  計算機利用 ,  利用
準シソーラス用語： *PCM【蓄熱材】 ,  負荷削減

分類 (2件)： 暖房  (PC02020F) ,  太陽エネルギー利用機器  (QE05020H)

引用文献 (12件)：

• 1) 藤田浩司、岩前篤、松下敬幸、石津京二、中川浩:顕熱蓄熱材を用いた蓄熱型床下暖房に関する研究、日本建築学会環境系論文集、第73巻、第626号、pp.471-478、2008.4
• 2) 石津京二、藤田浩司、岩前篤、松下敬幸、中川浩、横山弘嗣、岩出浩:温暖地における床下暖房システムに関する研究 その3 顕熱蓄熱材を用いた蓄熱型床下暖房の実棟実験による温熱環境の実測、日本建築学会大会学術講演梗概集、D-2、環境工学II、pp.1071-1072、2007.8
• 3) 藤田浩司、石津京二、岩前篤、松下敬幸、中川浩、横山弘嗣、岩出浩:温暖地における床下暖房システムに関する研究 その4 顕熱蓄熱材を用いた蓄熱型床下暖房の実棟実験による蓄熱・放熱量の推定、日本建築学会大会学術講演梗概集、D-2、環境工学II、pp.1073-1074、2007.8
• 4) 石戸谷裕二:潜熱蓄熱材(PCM)を適用した放射暖冷房システムに関する研究 第2報 潜熱蓄熱内装材を施工した木造住宅の熱容量と室温抑制効果、北海道職業能力開発大学校紀要第26号、pp.45-55、2009.12
• 5) 武田仁、山本未生:潜熱蓄熱材(PCM)の住宅暖房への適用 潜熱蓄熱材利用壁式暖房装置の製作と有効性、日本建築学会計画系論文集、第558号、pp.43-48、2002.8

タイトルに関連する用語 (7件)： 寒冷地 ,  太陽熱 ,  集熱器 ,  潜熱蓄熱材 ,  開発 ,  要素 ,  数値解析