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J-GLOBAL ID:201502235742530228   整理番号:15A0146512

非折畳み蛋白質応答のモジュレーションは蛋白質毒性ストレスに対する腫瘍細胞適応を妨げる

Modulation of the unfolded protein response impedes tumor cell adaptation to proteotoxic stress: a PERK for hepatocellular carcinoma therapy
著者 (21件):
資料名:
巻:号:ページ: 93-104  発行年: 2015年01月 
JST資料番号: A1018A  ISSN: 1936-0533  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: インド (IND)  言語: 英語 (EN)
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小胞体(ER)の機能障害は非折畳み蛋白質応答(UPR)の活性化につながり,発癌の逐次段階に関与する。ヒト肝細胞癌(HCC)では,UPRが活性化されることが分かっているが,UPR挙動及びモジュレーションの影響についてはほとんど知られていない。そこで,HCCにおける正所性マウスモデルの経時的なUPRを連続的にモニタリングし,in vitro及びマウスモデルにおける細胞生存率と増殖に及ぼすUPRモデュレーションの影響を調べた。その結果,ER常在シャペロンの発現は発癌初期でピークに達し,腫瘍進行時に団塊内で支配的に更に増加した。発癌初期時にはIre1シグナリングのピークが観察でき,Perk経路は腫瘍進行時に活性化してアポトーシス促進性標識Chopは特に腫瘍で5週間以上から上方制御された。Atf6経路は発癌初期の間だけわずかに活性化した。UPR活性化と合わせて電子顕微鏡観察からin vivoのHCC細胞におけるERの膨張と再編成が確認できた。著しくERストレス又は低酸素症下でPerk阻害因子やIre1阻害因子はin vitroの徐々に拡大する蛋白質毒性ストレスを介して細胞生存率及び増殖を縮減させ,Perk阻害因子はマウスモデルの全身腫瘍組織量を著しく減少させた。これらの結果から,長期的な癌モデルにおけるUPR挙動の評価を初めて提供することができ,HCC治療の有用な方法としてPerkの低分子阻害因子を同定することができた。Copyright 2014 Asian Pacific Association for the Study of the Liver Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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消化器の腫よう 
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