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J-GLOBAL ID：201502235945799249   整理番号：15A0653194

酵素構造:カチオン-ホスホジアニオン対からの遷移状態安定化の最適化

Enzyme Architecture: Optimization of Transition State Stabilization from a Cation-Phosphodianion Pair

著者 (4件)： REYES Archie C. (SUNY, New York, USA) ,  KOUDELKA Astrid P. (SUNY, New York, USA) ,  AMYES Tina L. (SUNY, New York, USA) ,  RICHARD John P. (SUNY, New York, USA)
資料名： Journal of the American Chemical Society  (Journal of the American Chemical Society)
巻： 137  号： 16  ページ： 5312-5315  発行年： 2015年04月29日 
JST資料番号： C0254A  ISSN： 0002-7863  CODEN： JACSAT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ホスホジアニオン反応における触媒L-グリセロール3-リン酸デヒドロゲナーゼ(GPDH)及びオロチジン5′-一リン酸デヒドロゲナーゼ(OMPDC)触媒の側鎖カチオンの役割に関する予測を検討し,想定した触媒力の源を論じた。NADHによるジヒドロキシアセトンリン酸(DHAP)の還元にヒトGPDH(hsGPDH)及びそのR269A突然変異体を用いた場合の動力学パラメータk_cat(s)及びK_m(M),を求めた。k_cat(240及び5.9×10^-3)の差に対応するΔΔG^‡6.3kcal/mol,K_m(5.2×10^-5及び5.7×10^-3)の差に対応するΔΔG⁰2.8kcal/molとからGPDH触媒を用いた還元反応の遷移状態が9.1kcal/mol不安定化したことが求まった。これらの結果に基づきこれら触媒の役割の予測を精緻化した。

シソーラス用語： 遷移状態 ,  *グリセロリン酸デヒドロゲナーゼ ,  部位特異的変異誘発 ,  酵素反応速度論 ,  酵素反応機構 ,  活性化エネルギー ,  多価イオン ,  カチオン ,  イオン対
準シソーラス用語： ポリアニオン ,  グリセロール-3-リン酸デヒドロゲナーゼ ,  ジアニオン

分類 (1件)： 酵素一般  (EB09010D)

タイトルに関連する用語 (5件)： 酵素 ,  カチオン ,  遷移状態 ,  安定化 ,  最適化