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J-GLOBAL ID：201502235964201761   整理番号：15A0675257

三つの項の漸化関係に基く効率的時間進展法の開発

Development of efficient time-evolution method based on three-term recurrence relation

著者 (3件)： AKAMA Tomoko (Dep. of Materials and Life Sci., Fac. of Sci. and Technol., Sophia Univ., Tokyo 102-8554, JPN) ,  KOBAYASHI Osamu (Dep. of Materials and Life Sci., Fac. of Sci. and Technol., Sophia Univ., Tokyo 102-8554, JPN) ,  NANBU Shinkoh (Dep. of Materials and Life Sci., Fac. of Sci. and Technol., Sophia Univ., Tokyo 102-8554, JPN)
資料名： Journal of Chemical Physics  (Journal of Chemical Physics)
巻： 142  号： 20  ページ： 204104-204104-6  発行年： 2015年05月28日 
JST資料番号： C0275A  ISSN： 0021-9606  CODEN： JCPSA6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 実時間(RT)伝播法の利点は,量子物理及び化学における電子及び核からなる振動数特性,並びに全動力学を記述する時間依存Schroedinger方程式の直接解である。その応用は,時間進展演算子の評定が計算的に要請される計算的容易さにより制限される。本研究では,三項漸化関係(3TRR)に基く新しい有効時間進展法を時間節約数値法の低減のために提案した。その方法の基本的定式化は,アークサイン関数を用いた演算子の変換の導入により導出される。その演算子変換ハミルトニアンは時間の変換を起すので,オリジナルと変換時間の間の関係を導く。その式はRT時間依存Hartree-Fock(RT-TDHF)法及び時間依存汎関数法の性能を評定するために採用される。通常用いられる四次のRunge-Kutta法と比べて,本研究の新しい方法はRT-TDHF計算の計算時間を4の因子だけ低減させ,3TRR定式化は計算コストの縮小に有効な時間進展法であることが示された。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 時間発展 ,  *発展演算子 ,  Schroedinger方程式 ,  *Hartree-Fock法 ,  有効ハミルトニアン ,  漸化式 ,  密度汎関数法 ,  理論 ,  Runge-Kutta法 ,  *脂肪族アルデヒド
準シソーラス用語： 時間依存Schroedinger方程式 ,  時間依存密度汎関数法

分類 (2件)： 分子の電子構造  (BH05010Q) ,  脂肪族アルデヒド  (CF03180F)

物質索引 (1件)： ホルムアルデヒド

タイトルに関連する用語 (2件)： 時間進展 ,  開発