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J-GLOBAL ID：201502235980715554   整理番号：15A0522032

シアノアクリル酸n-ブチルとメタクリル酸メチルの遊離ラジカル共重合のパルスレーザ及び量子力学的研究

Pulsed-laser and quantum mechanics study of n-butyl cyanoacrylate and methyl methacrylate free-radical copolymerization

著者 (5件)： ROONEY Thomas R. (Dep. of Chemical Engineering, Dupuis Hall, Queen’s Univ., Kingston, Ontario K7L 3N6, Canada. [e-mail]) ,  MAVROUDAKIS Evangelos ,  LACIK Igor ,  HUTCHINSON Robin A. ,  MOSCATELLI Davide
資料名： Polymer Chemistry  (Polymer Chemistry)
巻： 6  号： 9  ページ： 1594-1603  発行年： 2015年03月07日 
JST資料番号： W2349A  ISSN： 1759-9954  CODEN： PCOHC2  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： パルスレーザ重合法及び量子力学(QM)の両方を用いてシアノアクリル酸n-ブチル(BCA)とメタクリル酸メチル(MMA)の共重合のための遊離ラジカル重合(FRP)速度をバルクで30~70°Cで研究した。1%ジクロロ酢酸の添加によりFRPプロセスに影響を与えずにシアノアクリル酸アルキル(ACA)の速すぎるアニオン重合をうまく抑えた。¹H-NMR組成分析(r_BCA=0.236±0.042及びr_MMA=0・057±0.008)を用いて求めた反応性比推定値により高度に交互性の共重合体連鎖分布を確認した。これは50°CでのQM予測(r_BC=0.272及びr_MMA=0・057±0.008)と素晴らしくよく一致した。MMAリッチ単量体混合物(0.50≦f_MMA≦0.97)については,全体成長速度係数(k_p.cop)はMMA単独重合での値(k_p.MMA)の二倍より大であり,これは高度の交互共重合速度により加速されたものである。ところがBCA成長速度係数(k_BCA)は50°Cでたったの336±20Lmol^-1s^-1でありk_p.MMAの約半分と推定された。これらの詳細結果は我々の接着剤や生体医学的用途のこの種の単量体のFRP速度の理解を更新し,広範で他の方法(アニオン重合経由)ではアクセスできないレベルの制御をポリ(ACA)最終的性質にわたり達成できたことを示す。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST

シソーラス用語： *ラジカル反応 ,  *共重合 ,  パルスレーザ ,  *反応速度 ,  量子論 ,  Arrheniusの式 ,  数値計算 ,  光重合 ,  *単量体反応性比 ,  脂肪族塩素化合物 ,  脂肪族カルボン酸 ,  脂肪酸 ,  オレフィン化合物 ,  不飽和カルボン酸 ,  カルボン酸エステル
準シソーラス用語： *ラジカル共重合 ,  *重合速度 ,  量子力学

分類 (2件)： 共重合  (CG04030D) ,  その他の高分子の反応  (CG03040H)

物質索引 (5件)： ジクロロ酢酸 ,  メタクリル酸 ,  メタクリル酸メチル ,  2-シアノアクリル酸ブチル ,  α,α-ジメトキシ-α-フェニルアセトフェノン

タイトルに関連する用語 (7件)： シア ,  アクリル酸n-ブチル ,  メタクリル酸メチル ,  ラジカル共重合 ,  パルスレーザ ,  量子力学 ,  研究