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J-GLOBAL ID:201502235990449321   整理番号:15A0241830

高固形分の水性ポリウレタンの合成に及ぼすアニオン性および非イオン性単量体の相乗効果

Synergistic effect of anionic and nonionic monomers on the synthesis of high solid content waterborne polyurethane
著者 (6件):
資料名:
巻: 467  ページ: 46-56  発行年: 2015年02月20日 
JST資料番号: A0539B  ISSN: 0927-7757  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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アニオン性および非イオン性単量体を組み合わせて,高固形分水性ポリウレタン分散体(PUD)を合成し,ポリ(エチレングリコール)(PEG)の分子量およびジメチロールプロピオン酸(DMPA)とポリウレタンの親水基の結合状態を調べた(PUDの合成スキームを変えて)。PEGの分子量は,PUDの合成に対する明確なDMPAとの組み合わせの効果を示した。小さな分子量のPEG200(Mn=200)の導入は,アニオン性PUDの分散性と安定性の改善にほとんど影響を及ぼさなかった。しかし,PEGの分子量が増大すると,それら(PEG400,PEG600,PEG1000およびPEG200)は分散性と安定性の改善に顕著な効果を示し,PUDの安定化のためのDMPAの必要量が減少し,さらにラテックスの固形分も改善した。PEG200は,PEG400,PEG600およびPEG1000よりも効果は小さかった。また,DMPAとPEGとの結合状態もラテックスの特性に一定の効果を示した。小さな分子量のもの(PEG400)がDMPAと直接結合している場合,その相乗効果は大きくなり,ラテックスの安定化のために必要なDMPAの必要量は2.0%まで減少した(DMPA単独の場合は2.4%)。その結果,PUDの固形分は,42%(DMPA単独の場合)から52%まで増加し,PUDの耐水性も向上した。PUDから作製したフィルムの熱的,動的機械的および引張強度の性能を測定し,その結果,ポリウレタンへのPEGの導入によって,柔軟セグメントのガラス転移温度(Tgs)が低下し,さらに耐熱性の低下をもたらす結晶化度と相分離の程度も小さくなった。しかし,その組み合わせを通して,DMPA単独の場合よりも優れた引張強度と伸び率を有するPUDの合成処方が得られた。また,PEGの分子量およびPEGとDMPAとの結合状態も作製したフィルムの特性に影響を及ぼした。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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重合反応一般  ,  高分子固体の構造と形態学 
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