文献
J-GLOBAL ID:201502236004214318   整理番号:15A0680196

イネのRCN11遺伝子はβ1,2-キシロシルトランスフェラーゼをコードし,非生物的ストレスと植物ホルモン類に対する植物応答に不可欠である

The rice RCN11 gene encodes β1,2-xylosyltransferase and is required for plant responses to abiotic stresses and phytohormones
著者 (10件):
資料名:
巻: 236  ページ: 75-88  発行年: 2015年07月 
JST資料番号: C0945B  ISSN: 0168-9452  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アイルランド (IRL)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
非生物的ストレス下での種子発芽率と植物の分化と成長は作物生産性の重要な側面である。ここでのイネ(Oryza sativa L.)の突然変異体reduced culm number11(rcn11)の特性化により,RCN11蛋白質が異常温度,塩分および乾燥条件に曝露された植物の成長を調節していることを示した。RCN11蛋白質はまた,酸素不足条件下での根の通気組織形成と種子の発芽途中でのABA感受性を媒介している。分子検討により,rcn11突然変異遺伝子は,β1,2-キシロシルトランスフェラーゼ(OsXylT)の機能喪失の原因となる966-bpの欠損の結果であることが分かった。その酵素はキシロースをUDP-キシロースからN-グリカン類のコアβ結合マンノースへ輸送する触媒作用をするGolgi体に局在している。RCN11遺伝子/OsXylT遺伝子のプロモータ活性はシュートと腋窩分裂組織を含むシュートの基底部位と根冠底部で観測された。RCN11/OsxylT遺伝子の発現濃度は多様な植物ホルモン類と種々の非生物的ストレスにより調節されており,イネ植物では植物に特異的なN-グリコシル化が多様なシグナル類により調節されていることを示唆している。この検討はイネのN-グリカン類上のβ1,2-結合キシロース残基が発芽と寒冷ストレス下での植物の分化と成長に対して決定的に重要なことを証明した最初である。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
植物に対する影響  ,  植物生理学一般  ,  遺伝子の構造と化学 

前のページに戻る