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J-GLOBAL ID:201502236058659897   整理番号:15A0406531

可視光の下で高い光触媒活性を持つBi-Zn共ドーピングTiO2に至る層状複水酸化物経路

The layered double hydroxide route to Bi-Zn co-doped TiO2 with high photocatalytic activity under visible light
著者 (5件):
資料名:
巻: 288  ページ: 158-167  発行年: 2015年05月15日 
JST資料番号: B0362A  ISSN: 0304-3894  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,670°Cでの後段熱処理を行う独自の層状複水酸化物合成経路によって,共ドーピングによるBi-Zn-TiO2光触媒を合成した。キャラクタリゼーションを行った後に,可視光下でのアニオン染料(インジゴカルミン)の光脱色によって,当該光触媒の有効性を評価し,標準物質としてのTiO2-P25と比較した。新しい光触媒では結晶相としてアナターゼとZnOウルツァイトだけを確認し,ルチルやBi2O3は検出しなかった。さらに,XPS分析で測定したBiの結合エネルギーが,Bi2O3中のBiの値とは異なっていた。TiO2-P25と比較すると,Bi-Zn-TiO2光触媒は吸収(UV-vis DRS)がレッドシフトしており,インジゴカルミンに対してTiO2-P25よりも大きな収着容量を示した。光脱色の速度はBi-Zn-TiO2の方がTiO2-P25よりも大きかった。実際に,Bi-Zn-TiO2存在下では70分で完全な脱色が生じたが,TiO2-P25存在下では120分を要した。種々のスカベンジャの存在下で,光脱色を担う化学種の確認を行った。その結果,第一にh+種が関与し,超酸化物アニオンラジカルが中程度の寄与をし,ヒドロキシルラジカルが小さな寄与をしていることが分かった。本触媒は5回の使用後も同じ光脱色速度を持ち,高い安定性を示していた。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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光化学一般  ,  触媒の調製 
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