文献

J-GLOBAL ID：201502236080853222   整理番号：15A0723683

マイクロフルイディクス中での水性チオール-イソシアナートのクリック化学:均一な粒子の高速でエネルギー効率の高い調製法

Water-borne thiol-isocyanate click chemistry in microfluidics: rapid and energy-efficient preparation of uniform particles

著者 (8件)： TAN Jiaojun (Key Lab. of Applied Physics and Chemistry in Space of Ministry of Education, School of Sci., Northwestern ...) ,  LI Chunmei ,  LI Hui ,  ZHANG Hao ,  GU Junwei ,  ZHANG Baoliang ,  ZHANG Hepeng ,  ZHANG Qiuyu
資料名： Polymer Chemistry  (Polymer Chemistry)
巻： 6  号： 24  ページ： 4366-4373  発行年： 2015年06月28日 
JST資料番号： W2349A  ISSN： 1759-9954  CODEN： PCOHC2  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 水系での均一な粒子の効率的な調製法として,求核試薬を触媒とするチオールとイソシアナートとの反応について調べた。簡単なマイクロフルイディクス装置中で化学量論的なチオールとイソシアナートは液滴を形成しO/Wエマルションとなった。モノマ液滴が求核試薬に接触することで重合体が得られた。これは,水系でのチオール-イソシアナート共重合に関する初めての報告であり,温和な条件,高速,高転化率で粒子を製造する方法として大いに有望なものである。注目すべきは,熱,UV,禁水,酸素フリーの条件が必要ないことである。連続相と液滴相の流速を制御することにより40から250μmの範囲の粒径を持つ粒子が得られることがわかった。さらに,チオールモノマの官能性が粒子のモルフォロジーに大きく影響することがわかった。この方法は,求核試薬を触媒とする水系でのチオール-イソシアナートクリック化学および不均一系重合の可能性に道を開くものである。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST

シソーラス用語： *マイクロフルイディクス ,  *チオール ,  *イソシアン酸塩 ,  *化学合成 ,  *微粒子 ,  求核試薬 ,  触媒 ,  交互共重合 ,  交互共重合体 ,  乳濁液 ,  制御 ,  流速 ,  脂肪族アミン ,  第三アミン
準シソーラス用語： *クリックケミストリー ,  O/Wエマルション ,  粒径制御

分類 (4件)： 共重合  (CG04030D) ,  反応装置  (XE01030X) ,  脂肪族チオール  (CF03120R) ,  脂肪族ニトリル・イソシアニド  (CF03230L)

物質索引 (3件)： イソホロンジイソシアナート(IPDI) ,  トリエチルアミン ,  トリメチロールプロパントリス(3-メルカプトプロピオナート)

タイトルに関連する用語 (6件)： マイクロフルイディクス ,  チオール ,  イソシアナート ,  クリック化学 ,  エネルギー効率 ,  調製法