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J-GLOBAL ID：201502236161144820   整理番号：15A0498428

クロストークを伴う光DPSK信号の強度ゆらぎとビット誤り率に関する検討

Intensity Fluctuations and Bit-Error Rate Degradations due to Crosstalk in Optical DPSK Transmissions

著者 (2件)： 佐藤康太 (東京電機大 工) ,  吉野隆幸 (東京電機大 工)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 114  号： 453(OPE2014 202-236)  ページ： 87-91  発行年： 2015年02月12日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究は光ネットワークのルーティング過程やマルチコアファイバのコア間などにおいて発生するクロストークが光コヒーレント伝送システムのクロストーク耐性を明確にすることを目的とし,本稿では光DPSK伝送システムにおけるクロストークの影響を理論と実験の両側面から議論している。単一および2光波で構成されるクロストークによって生じる強度ゆらぎとそれによるビット誤り率の劣化量を明らかにすることでクロストークの光波数による影響の差異などが明らかにされる。理論解析においては光OOK伝送システムに対する厳密な解析結果を光DPSK伝送システムに対して拡張され,それらが実験結果と合致することで本解析の妥当性が示されている。(著者抄録)

シソーラス用語： クロストーク ,  DPSK ,  *光通信 ,  誤り率 ,  符号誤り ,  強度ゆらぎ ,  確率密度関数
準シソーラス用語： ビット誤り率

分類 (1件)： 光通信方式・機器  (ND10000B)

引用文献 (14件)：

• G. P. Agrawal, Fiber-Optic Communication Systems (4th ed.), New York: Wiley, 2010.
• H. Takahashi and K. Oda, ”Impact of Crosstalk in an Arrayed-Waveguide Multiplexer on N × N Optical Interconnection”, J. Lightwave Technol., vol.14, pp.1097-1105, 1996.
• K. P. Ho, C. K. Chan, F. Tong and L. K. Chen, ”Exact Analysis of Homodyne Crosstalk Induced Penalty in WDM Networks,” IEEE Photon. Technol. Lett., vol.10, pp.457- 458, 1998.
• X. Jiang and I. Roudas, ”Asymmetric Probability Density Function of a Signal with Interferometric Crosstalk,” IEEE Photon. Technol. Lett., vol.13, pp.160-162, 2001.
• ル・タヤンディエ・ドゥ・ガボリ エマニュエル,有川学,伊東俊治,福知清,”MCF光伝送システムにおけるASE蓄積およびコア間クロストークにより発生する信号品質劣化の実験的比較”, 信学技報,OCS2012-86,2013.

タイトルに関連する用語 (4件)： クロストーク ,  DPSK ,  強度ゆらぎ ,  ビット誤り率