文献
J-GLOBAL ID:201502236192481549   整理番号:15A0759682

副産物による一般的な濃厚飼料の置換はin vitroでのルーメン発酵,栄養素分解,及び微生物集団組成を変化させる

Substitution of common concentrates with by-products modulated ruminal fermentation, nutrient degradation, and microbial community composition in vitro
著者 (6件):
資料名:
巻: 98  号:ページ: 4762-4771  発行年: 2015年07月 
JST資料番号: C0282A  ISSN: 0022-0302  CODEN: JDSCAE  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
ルーメンシミュレーション技術は,ルーメン発酵プロフィール,栄養素分解,及びルーメン微生物の豊度に及ぼす2つの異なる粗濃比の飼料で食品産業からの副産物(BP)だけから成る混合物で一般的な濃厚飼料混合物(CON)の完全置換の影響を評価するため使用された。実験は,2つの濃厚飼料タイプ(CONとBP)と2つの濃厚飼料濃度(25%と50%の飼料乾物量)による2×2要因配置であった。実験は,各12の発酵容器で2回の実験から構成された(実験あたりn=6)。各実験は,最後の5日間にデータを採取し,10日間続いた。BP飼料は低い澱粉含量だが,CONと比較して高い中性デタージェント繊維(NDF)と脂肪含量であった。粗蛋白質の分解は減少したが,NDFと非繊維炭水化物の分解はBP飼料で高かった。50%の濃度レベルで,有機物分解はBPで低い傾向にあり,分解されたNDFの単位あたりのCH4発酵はまたBPで低かった。BP混合物は,高いプロピオン酸濃度と低い酢酸対プロピオン酸比をもたらしたが,酪酸とカプロン酸濃度が減少した。濃厚飼料タイプは,Prevotella属の細菌の豊度がBPで高かったことを除き,微生物群構成に影響を及ぼさなかった。濃厚飼料濃度の増加は,有機物と粗蛋白質の高い分解をもたらした。高い濃厚飼料濃度で,総短鎖脂肪酸形成は増加して,イソ酪酸と吉草酸濃度が減少した。加えて,50%の濃厚飼料濃度で,原虫数は増加したが,メタン細菌,嫌気性菌類,繊維分解菌数は減少した。相互作用は,分解NDFの単位あたりのCH4とCO2形成,粗蛋白質分解,及びPrevotellaの豊度に及ぼす呼応濃度でのBPの影響はより顕著であることを除き,大半の変量への2つ飼料要因の間で指摘されなかった。結論として,本研究の結果は,飼料のBPが50%含有率で給餌された場合の十分に好ましい発酵パターンを示し,ルーメン発酵プロフィールや微生物叢にかかわらずCONを適切に置換できることを示唆している。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
飼料一般  ,  農業廃棄物の利用 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る