抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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熱膨張は材料の寸法安定性を損ない,他の材料と接着した状態で膨張する際,接着相手の熱膨張挙動と異なると,界面で応力が残留する原因となる。製品設計にあたって,熱膨張の制御は重要な課題になっている。熱膨張率測定法として基本的なものとして,マクロな熱膨張が評価できる熱機械分析(TMA)を用いたα測定,X線回折による結晶の熱膨張係数αc測定の実例を中心に紹介した。セルロースはさまざまな面で驚異の物性を示す。熱膨張係数が極めて小さいこともその一つであり,特長を生かした用途展開が試みられている。