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J-GLOBAL ID：201502236354654280   整理番号：15A0272741

[40]-および[42]ノナフィリン(1.1.1.1.1.1.1.1.1)のNi^IIメタル化: 最大の二重ねじれHueckel反芳香族分子

Ni^II Metalations of [40]- and [42]Nonaphyrins(1.1.1.1.1.1.1.1.1): The Largest Doubly Twisted Hueckel Antiaromatic Molecule

著者 (3件)： SOYA Takanori (Dep. of Chemistry, Graduate School of Sci., Kyoto Univ., Sakyo-ku, Kyoto 606-8502 (Japan), Fax: [phone]) ,  NAODA Koji ,  OSUKA Atsuhiro
資料名： Chemistry. Asian Journal  (Chemistry. Asian Journal)
巻： 10  号： 1  ページ： 231-238  発行年： 2015年01月 
JST資料番号： W1856A  ISSN： 1861-4728  CODEN： CAAJBI  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： [42]ノナフィリンのNi^IIメタル化で,二重ねじれ8の字形を有する2種類の異なるHueckel芳香族[42]ノナフィリンNi^II錯体が得られた。これらの錯体は立体配座異性体であるが,立体配座相互変換のための活性化バリアは例外的に高いことがわかった。しかし,トリフルオロ酢酸(TFA)処理により,より高エネルギーの立体配座異性体からより低エネルギーの立体配座異性体への一方通行の異性化を誘発できた。A₃B₆型[42]ノナフィリンNi^II錯体の無金属ヘキサフィリン様セグメントの類似した異性化を検証することにより,この立体配座異性化が無金属ヘキサフィリン様セグメントのプロトン化で誘発された芋虫様立体配座回転を経て進行することを提案した。低いエネルギー[42]ノナフィリンNi^II錯体のRh^Iメタル化により,[42]ノナフィリンNi^II-Rh^Iハイブリッド錯体が生成した。そして,それはp-クロラニルを用いた酸化により,今までで最大の二重ねじれHueckel反芳香族分子としての[40]ノナフィリンNi^II-Rh^Iハイブリッド錯体になった。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 化学合成 ,  反芳香族性 ,  *大環状化合物 ,  *架橋化合物 ,  メタル化 ,  *ニッケル錯体 ,  *立体異性体 ,  *異性化 ,  ポテンシャル障壁 ,  *窒素複素環化合物 ,  結晶構造解析 ,  分子構造 ,  ロジウム錯体 ,  二核錯体 ,  紫外可視吸収スペクトル ,  エネルギーギャップ ,  相互変換
準シソーラス用語： HOMO-LUMOギャップ ,  活性化障壁 ,  配座異性体

分類 (3件)： 八員環以上の複素環化合物  (CF07120T) ,  コバルトとニッケルの錯体  (CE01092Y) ,  転位反応,異性化  (CF02070E)

物質索引 (1件)： 5,10,15,20,25,30,35,40,45-ノナキス(ペンタフルオロフェニル)-1,4:11,14:26,29:36,39-テトラエピミノ-6,9:19,16:24,21:31,34:44,41-ペンタエピニトリロペンタテトラコンタン-1,3,5,7,10,12,14,17,19,22,24,26,28,30,32,35,37,39,42,44-イコサエン

タイトルに関連する用語 (3件)： メタル化 ,  ねじれ ,  分子