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J-GLOBAL ID：201502236440088590   整理番号：15A0265012

第四アンモニウム基を側鎖に有するポリジメチルシロキサンネットワーク構造の調製,表面性状,ならびに抗細菌作用

Preparation, surface properties, and antibacterial activity of a poly(dimethyl siloxane) network containing a quaternary ammonium salt side chain

著者 (5件)： ZHANG Qinghua (Dep. of Chemical and Biochemical Engineering, Zhejiang Univ., Hangzhou, Zhejiang, 310027, CHN) ,  LIU Hailong ,  CHEN Xi ,  ZHAN Xiaoli ,  CHEN Fengqiu
資料名： Journal of Applied Polymer Science  (Journal of Applied Polymer Science)
巻： 132  号： 14  ページ： ROMBUNNO.41725  発行年： 2015年04月10日 
JST資料番号： C0467A  ISSN： 0021-8995  CODEN： JAPNAB  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 表面エネルギーが小さく抗細菌性を持った共重合体ネットワークを得るために,第四アンモニウム塩(QAS)を側鎖に有する一連のヒドロキシル末端ポリ(ジメチルシロキサン)(PDMSs)を,加水重縮合及び四級化によって修飾して合成した。中間体ならびに最終生成物の構造はFourier変換赤外分光分析,陽子磁気共鳴,及びゲル浸透クロマトグラフィーによって確認した。その結果各工程は成功裏に進行し最終目的物が得られた。修飾PDMSsは市販のポリイソシアネートで架橋して硬化されたQAS修飾PDMS被膜が得られた。目的とした官能化皮膜は低表面エネルギーの優れた抗細菌作用を示した。PDMS中のQAS量を10~30%に変化させても,臨界表面エネルギーは24.05~26.88mN/mの範囲に保たれていた;このことは,皮膜はBaier曲線に従った膜劣化による最低接着性を示すことを示唆している。細菌を用いた試験では,抗細菌活性はPDMSの分子量には無関係であり,PDMS中のQAS含量に密接に関係していた。PDMS中のQASのモル含量が20%以上では,皮膜の大腸菌及び黄色ぶどう球菌に対する殺菌率は97%以上であった。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *第四アンモニウム ,  *ポリジメチルシロキサン ,  ネットワーク構造 ,  表面性状 ,  *抗細菌作用 ,  *側鎖 ,  テレケリック重合体 ,  *四級化 ,  架橋【高分子】 ,  黄色ぶどう球菌 ,  大腸菌 ,  重縮合 ,  Fourier変換赤外分光分析 ,  ゲル浸透クロマトグラフィー
準シソーラス用語： Staphylococcus aureus ,  化学架橋

分類 (3件)： 無機重合体  (YH07140R) ,  高分子固体のその他の性質  (CG02025L) ,  抗細菌薬の基礎研究  (GW17020S)

物質索引 (4件)： N,N-ジメチルドデシルアミン ,  アリルグリシジルエーテル ,  イソホロンジイソシアナート(IPDI) ,  ジメチルジメトキシシラン

タイトルに関連する用語 (7件)： 第四アンモニウム ,  側鎖 ,  ポリジメチルシロキサン ,  ネットワーク構造 ,  調製 ,  表面性状 ,  抗細菌作用