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J-GLOBAL ID：201502236521557713   整理番号：15A0563785

重要な予測無影響濃度(PNECs)は単一毒性試験に基づくべきではない

Critical predicted no effect concentrations (PNECs) should not be based on a single toxicity test

著者 (2件)： CHAPMAN Peter M. (Golder Associates, Vancouver, British Columbia, CAN) ,  ELPHICK James R.
資料名： Environmental Toxicology and Chemistry  (Environmental Toxicology and Chemistry)
巻： 34  号： 5  ページ： 1088-1090  発行年： 2015年05月 
JST資料番号： A0978B  ISSN： 0730-7268  CODEN： ETOCDK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 許容効果を越えると予想される以下の物質濃度を指す予測無影響濃度(PNECs)は,リスク評価や環境政策及び規制に対して広範に利用されている。この値は,通常,単一化学種研究室毒性試験をベースにしており,PNECの誘導を促進する最も鋭敏なエンドポイントに対する単一試験結果である。本研究で,この最も敏感なエンドポイントの信頼性決定する重要性を強調する事例研究を示した。2実験室による同一方法を使用した5件の21日間Daphnia magna毒性試験は,684mg/から1510mg/Lの変動幅にある全溶解固形物の特定イオン組成に対して20%阻害濃度応答を示した。濃度-応答カーブは浅く,したがって,この差は偶然に起因しているともいえる。本論文は,PNECを決定する最も鋭敏なエンドポイントは,単一毒性試験結果ではなく,試験変動を十分に評価し,結びつけた少なくとも3回の試験結果の幾何平均に基づくべきことを,特に,濃度-応答カーブが浅い場合,強く推奨している。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 毒性 ,  *リスク評価 ,  曲線 ,  *毒性試験 ,  *Daphnia magna ,  *最大無作用量 ,  濃度 ,  蒸発残分
準シソーラス用語： PNEC ,  エンドポイント ,  *リスクアセスメント ,  *応答曲線 ,  *生態毒性 ,  全溶解固形物 ,  毒性試験法 ,  *無影響濃度

分類 (3件)： 動物に対する影響  (EE05040R) ,  化学物質の毒性一般  (GZ02010C) ,  汚染原因物質一般  (SB05010P)

タイトルに関連する用語 (3件)： 予測 ,  無影響濃度 ,  毒性試験