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J-GLOBAL ID：201502236655533870   整理番号：15A0446127

新人技術者のための切削加工の基本技術と最適加工のポイント 第2部 エンドミル・ドリルによるいくつかの加工現象

著者 (1件)： 翁登茂二
資料名： 機械技術  (Mechanical Engineering)
巻： 63  号： 4  ページ： 24-31  発行年： 2015年04月01日 
JST資料番号： F0145A  ISSN： 0451-9396  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 合金鋼などを切削する一般の工具刃先は,切削開始初期にすでに丸みを帯び,あるいはチッピングによって幾何学的な鋭利さは失われており,丸みを帯びた刃先が任意の切込み深さで切ると,刃先ではすくい角,逃げ角はマイナス部分で切ることになる。エンドミルによるS50Cなどを通常の切削条件で溝切削しても10mmの長さを切ると,工具の直径は10~20μmほど初期摩耗により細くなってしまう。切削工具はどのように変形し,加工精度や工具寿命にどのように影響するか,主として,エンドミルとドリルに絞って,比較的意外性のあるデータを選んで解説した。高精度の仕上げ面を得るには,創成粗さを予測できないと困難であると述べ,エンドミルにかかる切削抵抗,エンドミルの合理的な仕上げ切込み深さについて解説した。また,切削中のエンドミルの挙動に触れ,ドリルは切削中,縦振動していると言及した。

シソーラス用語： 技術者 ,  切削 ,  *エンドミル ,  *ドリル ,  合金鋼 ,  *切削工具 ,  変形 ,  *工具寿命 ,  切削抵抗 ,  縦振動
準シソーラス用語： すくい角 ,  *チッピング【欠け】 ,  *加工精度 ,  高精度 ,  仕上面 ,  新人 ,  切込深さ ,  逃げ角

分類 (1件)： 切削一般  (QC02010V)

タイトルに関連する用語 (6件)： 新人 ,  切削加工 ,  ポイント ,  エンドミル ,  ドリル ,  現象