マイクロRNAをエンコードしたプラスミドDNA輸送のための効率的磁気-遺伝子キャリアとしてのコンドロイチン硫酸塩-ポリエチレンイミン共重合体被覆超常磁性酸化鉄ナノ粒子

LO Yu-Lun; CHOU Han-Lin; LIAO Zi-Xian; HUANG Shih-Jer; KE Jyun-Han; LIU Yu-Sheng; CHIU Chien-Chih; WANG Li-Fang

文献

J-GLOBAL ID：201502236685107743 整理番号：15A0646618

マイクロRNAをエンコードしたプラスミドDNA輸送のための効率的磁気-遺伝子キャリアとしてのコンドロイチン硫酸塩-ポリエチレンイミン共重合体被覆超常磁性酸化鉄ナノ粒子

Chondroitin sulfate-polyethylenimine copolymer-coated superparamagnetic iron oxide nanoparticles as an efficient magneto-gene carrier for microRNA-encoding plasmid DNA delivery

出版者サイト複写サービスで全文入手 {{ this.onShowCLink("http://jdream3.com/copy/?sid=JGLOBAL&noSystem=1&documentNoArray=15A0646618&COPY=1") }}
高度な検索・分析はJDreamⅢで {{ this.onShowJLink("http://jdream3.com/lp/jglobal/index.html?docNo=15A0646618&from=J-GLOBAL&jstjournalNo=W2323A") }}

著者 (8件)： , , , , , , ,
資料名：
巻： 7 号： 18 ページ： 8554-8565 発行年： 2015年05月14日
JST資料番号： W2323A ISSN： 2040-3364 CODEN： NANOHL 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：イギリス (GBR) 言語：英語 (EN)

マイクロRNA-128(miR-128)は強力な膠芽腫調節特性を有する魅力的な治療薬である。しかし,miR-128は生物学的安定性に欠け,臨床応用における輸送効率の低さをもたらす。以前の研究で著者らは,ポリエチレンイミン(PEI)修飾超常磁性酸化鉄ナノ粒子(SPION)ならびに化学的に共役結合したコンドロイチン硫酸塩-PEI共重合体(CP)を含む2種類の効率的導入遺伝子キャリアを示した。本研究ではSPION表面をCPで被覆し,磁気的遺伝子輸送系のためのCPIOを形成する最適条件について報告する。CPとSPIONの最適化重量比は2:1で,この割合のとき,良好な導入遺伝子キャリアとしての安定な粒子が得られた。CPIOの流体力学的直径は約136nmであった。ゲル電気泳動の結果,pDNAを完全に内包するのに必要なCPIO/DNA重量比は3以上であった。CPIO/DNAのin vitro試験を外部磁場が存在する場合としない場合について,293T,CRL5802及びU87-MG細胞中で行った。CPIO/DNAのマグネトフェクション効率をウシ胎児血清(FBS)を含む場合と含まない場合について,これらの3細胞系において測定した。CPIO/DNAが,金非ウイルス標準,PEI/DNA及び市販のマグネトフェクション剤,PolyMag/DNA,と比較したとき,磁場及び10%FBS存在下において著しく改善された遺伝子発現を示した。また,3細胞系に対し,CPIO/DNAの細胞毒性はPEI/DNA及びPolyMag/DNAより低いことを示した。磁性複合体のトランスフェクション効率は磁場によって効率的に改善された。miR-128輸送ではマイクロRNAプレートアレイと蛍光その場ハイブリッド化を用いることにより,CPIO/pMIRNA-128が支援磁場がない場合よりある場合に,より多くのmiR-128を発現することを示した。生体分布試験より,外部磁石が近くにある腫瘍に対し,より多くのCPIO/Cy5-DNAが集積することを示した。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST

, , , , , , ,
, ,

高分子担体・触媒反応 , 抗腫よう薬の基礎研究 , 核酸一般

, , , , , , , , , ,

前のページに戻る