毎月の個々の乳牛体細胞数データに基づくバルクタンク体細胞数の違反の予測

FAUTEUX V.; BOUCHARD E.; HAINE D.; SCHOLL D.T.; ROY J.P.

文献

J-GLOBAL ID：201502236769365233 整理番号：15A0455386

毎月の個々の乳牛体細胞数データに基づくバルクタンク体細胞数の違反の予測

Prediction of bulk tank somatic cell count violations based on monthly individual cow somatic cell count data

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資料名：
巻： 98 号： 4 ページ： 2312-2321 発行年： 2015年04月
JST資料番号： C0282A ISSN： 0022-0302 CODEN： JDSCAE 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：アメリカ合衆国 (USA) 言語：英語 (EN)

バルクタンク体細胞数(BTSCC)に対するカナダにおける規制の限界は,500000から400000細胞/mLまで最近下げられた。2か月連続での乳牛体細胞数の変化に基づく群の指標(例えば健康あるいは慢性的に感染した乳牛の割合,治癒した乳牛および新しい乳房内感染率)が,BTSCC違反に対する予測手段として用いることができた。本研究の目的は,これらの群の指標を用いてその翌月の400000細胞/mLの限界を越える予測モデルを開発することであった。酪農群改善(DHI)データをカナダのケベック州の924の酪農群から用いた。検査日BTSCCを,その検査日での群での生産された牛乳の総容積によって全ての乳牛のDHI検査日体細胞数×DHI検査日牛乳生産の合計を割ることによって評価した。全体で,8681のうちの986(11.4%)は,BTSCCが400000細胞/mLを上回ると評価した。最終的な予測モデルは,当該の試験月での平均群体細胞スコア,当該の試験月での500000細胞/mL以上の乳牛の比率,当該の試験月での乳汁分泌の間の健康な乳牛の比率,当該の試験月での慢性的に感染した乳牛の比率,当該の試験月での平均泌乳日数および年間平均1日牛乳生産高の6つの変数を含んでいた。本モデルの最適化された感度および特異性は,それぞれ,76および74%であった。正の予測値および負の予測値は,それぞれ,25および95%であった。この低い正の予測値および高い負の予測値は,本モデルが,評価したBTSCC閾値を侵害している予測群で劣った精度であったが,侵害していない鑑定群で高い精度であったことを示していた。さらに,受信者動作特性曲線の曲線下面積は0.82で,本モデルが400000細胞/mLを上回るか上回らなかった試験月の間の区別に優れていることを示唆していた。内部検証は自給再試料採取に基づく評価法を用いて完了し,最終的なモデルが予測精度の検証された評価を提供することを確認した。本モデルは,BTSCC限界を上回る切迫したリスクについてモニタして,依頼人に助言するために用いることができるであろう。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

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牛 , 原乳の品質と処理

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