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J-GLOBAL ID：201502236796197806   整理番号：15A0419343

レーザ誘起構造形成とその結果として生ずる蛍光の研究

Investigation of Laser Induced Structure formation and resultant fluorescence

著者 (5件)： KANDPAL Sanjeev Kumar (Dep. of Chemical and Biological Engineering, Univ. of Maine, Orono, ME 04469, USA) ,  OTTERSON Samantha L. (Dep. of Chemical and Biological Engineering, Univ. of Maine, Orono, ME 04469, USA) ,  BOUSFIELD Douglas W. (Dep. of Chemical and Biological Engineering, Univ. of Maine, Orono, ME 04469, USA) ,  NEIVANDT David J. (Dep. of Chemical and Biological Engineering, Univ. of Maine, Orono, ME 04469, USA) ,  MASON Michael D. (Dep. of Chemical and Biological Engineering, Univ. of Maine, Orono, ME 04469, USA)
資料名： Optical Materials  (Optical Materials)
巻： 42  ページ： 256-261  発行年： 2015年04月 
JST資料番号： W0468A  ISSN： 0925-3467  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 集束レーザ照射曝露により銀ナノ粒子含有クエン酸ナトリウム・二水和物中に発生した3Dミクロンサイズ蛍光構造の形成機構を調べた。微視的および熱化学データは熱がナノ粒子の表面に累積していることを示した。この熱が局所的な融解と隣接する周辺層の分解温度以上の温度上昇を引き起こす。次いでこれが揮発性ガス(H₂OとCO₂)を高速発生させる。これらの膨張ガスが融解した液体プールを,焦点体積の中心から外側に押し,盛り上がったエッジをもつトラフ様構造を背後に残す。この構造のエッジが蛍光性であることを観測した。この蛍光の機構を原子間力,走査電子および共焦点蛍光顕微鏡を使って調べた。観測された蛍光はクエン酸ナトリウム二水和物のクエン酸ナトリウムへの分解によるものである。水の存在はバルク膜中の蛍光を消光するように作用するが,熱を経験した近くの領域では水は押しやられている。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *構造形成 ,  *蛍光 ,  *レーザ照射 ,  *銀 ,  *ナノ粒子 ,  *微細構造 ,  分解温度 ,  消光 ,  融解 ,  *蛍光スペクトル ,  *熱重量分析 ,  重量損失 ,  質量分析 ,  レーザビーム ,  三次元 ,  ナノ複合材料 ,  ガス放出 ,  レーザ加熱 ,  表面構造 ,  水蒸気 ,  二酸化炭素 ,  脂肪族アルコール ,  脂肪族カルボン酸 ,  カルボン酸塩 ,  ヒドロキシ酸 ,  ポリカルボン酸
準シソーラス用語： *レーザ誘起

分類 (3件)： レーザ照射・損傷  (BK16040S) ,  固相転移  (BL04020G) ,  有機化合物のルミネセンス  (BM08094A)

物質索引 (2件)： クエン酸ナトリウム・2水和物 ,  クエン酸ナトリウム

タイトルに関連する用語 (4件)： レーザ誘起 ,  構造形成 ,  蛍光 ,  研究