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J-GLOBAL ID:201502236825830440   整理番号:15A0194876

レスベラトロール : 抗肥満作用の機序

Resveratrol: Anti-Obesity Mechanisms of Action
著者 (8件):
資料名:
巻: 19  号: 11  ページ: 18632-18655 (WEB ONLY)  発行年: 2014年11月 
JST資料番号: U7014A  ISSN: 1420-3049  CODEN: MOLEFW  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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レスベラトロールは,スチルベン誘導体群に属す非フラボノイドポリフェノールであり,いくつかの植物で傷やカビの攻撃に反応して自然に産生される。最近,レスベラトロールが肥満を予防すると報告された。本レビューの目的は,レスベラトロールの抗肥満作用の根拠となる,潜在的作用機構に関する培養細胞系統と動物モデル両方から入手した証拠を収集することである。発表された研究では,レスベラトロールに抗脂肪生成作用があることが証明されている。この効果においては,C/EBPαとPPARγの下方調節に関与しているということで意見が一致している。また,in vitroでの実験では,レスベラトロールが成熟した脂肪細胞のアポトーシスを増大する可能性が証明された。さらに,白色脂肪組織におけるトリアシルグリセロール代謝にかかわる異なる代謝経路が,レスベラトロールの標的となることが示された。新規の脂質生合成阻害とリポ蛋白質リパーゼによる脂肪組織脂肪酸取込みは,レスベラトロールによる体脂肪減少の説明に役立つ。脂肪分解に関していえば,この化合物自体は脂肪分解を引き起こすことができないが,β-アドレナリン作動性薬物によって刺激された脂肪動員を増大する。褐色脂肪組織熱産生とその結果として関連するエネルギー消散の増加は,レスベラトロールの体脂肪減少効果を説明の一助となり得る。脂肪組織に対するその作用に加えて,レスベラトロルは他の器官と組織にも作用している可能性がある。例えば,ミトコンドリア形成の増加により結果的に骨格筋と肝臓で脂肪酸酸化を増大させる。この作用は,この分子の体脂肪低下効果に寄与する可能性もある。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
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芳香族単環エーテル  ,  脂質代謝作用薬の基礎研究  ,  代謝一般 
物質索引 (1件):
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