抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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Facebookページについて,「共感によるコミュニケーション効果モデル」を構築して,実証分析を行った。まず,1)共感を媒介変数として扱う,2)共感の測定尺度を視点取得,結びつき強度,ホモフィリーの3次元で構成する,を基にした共感モデルの構築について述べた。次に,モデルでの潜在変数(エンターテインメント,メンバーからの好感度,重要性認識,結びつき強度など)と観測変数(各問いへの回答内容)との対応を述べた。次に,対象者数約800名など調査概要を述べた。次に,仮説モデルの検証と多母集団の同時分析の結果を提示した後,分析結果として企業ブランドイメージ11項目(商品企画・開発力,販売力,国際性,信頼,など)の事前・事後の比較を示した。得られた知見は,1)共感変数を媒介変数として仮定したモデルと仮定しないモデルの比較では,より潜在変数の少ない共感変数を組み込まないモデルの方がモデル適合度は高い,2)FBページが楽しい内容であれば,より共感を得やすい。3)共感が得られると,受容・拡散,さらには信頼・満足にプラスの影響がある,などである。