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J-GLOBAL ID:201502236946318119   整理番号:15A0681687

モンモリロナイト粘土テンプレート化Fe0/Ni0二元金属系による選ばれたポリ塩化ビフェニルの分解

Degradation of selected polychlorinated biphenyls by montmorillonite clay-templated Fe0/Ni0 bimetallic system
著者 (5件):
資料名:
巻: 276  ページ: 122-129  発行年: 2015年09月15日 
JST資料番号: D0723A  ISSN: 1385-8947  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究で,モンモリロナイト-テンプレート化Fe0/Ni0二元金属材料を合成し,ポリ塩化ビフェニル(PCBs)を分解するのに利用した。二つのPCB同類物質3,3′,5-および2,2′,6-トリクロロビフェニル(PCB36およびPCB19)を戦略的に選んで,無機物表面上で起こる吸着および脱塩素プロセスに及ぼす,PCB構造の効果を研究した。本結果から,モンモリロナイト-テンプレート化Fe0/Ni0系は,共面PCB同類物質(PCB36)をビフェニルへと,4時間以内で効率的に還元できたが,非共面PCB19に対しては,無視できる分解しか観察されなかった。また,粘土層間中の交換可能カチオンもPCBsの還元分解に影響した。低水和カチオン例えばK+で交換したモンモリロナイトでは,PCBsの吸着および脱塩素速度の両方が,高水和カチオン例えばNa+によるものよりも,顕著に大きかった。モンモリロナイト表面上のPCBsの吸着は,脱塩素反応のキーとなる段階であった。分解プロセスは粘土層間へのPCBsの層間浸入によって開始し,次いで水素化脱塩素反応により,Fe0/Ni0二元金属によって還元された。PCBs,特にダイオキシンに似た特性を持つ幾つか共面PCB同類物質がヒト健康に大きな脅威を持つことを考えると,本研究は,更に大きな毒性のPCB同類物質を効率的に選択的に分解できる,新しい戦略を提供した。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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