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J-GLOBAL ID：201502236951411372   整理番号：15A0621632

アルミニウム合金-Al₂O₃ナノ複合材の熱間加工特性および変形メカニズム

Investigations on the hot workability characteristics and deformation mechanisms of aluminium alloy-Al₂O₃ nanocomposite

著者 (2件)： SARAVANAN L. (Dep. of Mechanical Engineering, Pondicherry Engineering Coll., Pondicherry 605014, IND) ,  SENTHILVELAN T. (Dep. of Mechanical Engineering, Pondicherry Engineering Coll., Pondicherry 605014, IND)
資料名： Materials & Design  (Materials & Design)
巻： 79  ページ： 6-14  発行年： 2015年08月15日 
JST資料番号： A0495B  ISSN： 0264-1275  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本報告は,押出アルミニウム合金-Al₂O₃ナノ複合材の高温変形挙動の解析結果を紹介した。鋳造-押出処理ナノ複合材試料を用いて,温度範囲が573~773K,歪み速度範囲が0.001~0.1s^-1で0.5の歪みまでの熱間圧縮試験を行った。調製したナノ複合材の圧縮試験結果から,歪み速度と変形応力の関係を表す構成方程式を作成した。アルミニウムナノ複合材の平均活性化エネルギーは307.23kJ/molであり,その値は対応するマトリックス合金の196kJ/molの値よりも著しく大きい事が明らかになった。処理マップを開発し,速度論的解析を行って,最適処理条件を探った。その結果,最適熱間加工領域は温度範囲が620~740K,歪み速度範囲が0.01~0.1s^-1である事が判明した。Al-Al₂O₃ナノ複合材の場合には,求めた安全領域はマトリックス合金のそれに比較して著しく大きな領域であった。不安定領域で歪みを0.7まで増加すると,表面割れが観察された。微細組織分析を行って,変形メカニズムを確かめてその妥当性を検証した。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *分散強化合金 ,  アルミニウム合金 ,  アルミナ ,  *ナノ複合材料 ,  金属基複合材料 ,  熱間加工 ,  *加工性 ,  機構 ,  高温変形 ,  鋳造 ,  押出 ,  歪速度 ,  圧縮試験 ,  流れ応力 ,  構成方程式 ,  活性化エネルギー ,  最適条件 ,  マトリックス【母体】 ,  表面亀裂 ,  図表 ,  ナノ粒子
準シソーラス用語： 加工マップ ,  *変形機構

分類 (3件)： 分散強化合金  (WE04030R) ,  機械的性質  (WB02030U) ,  変態組織,加工組織  (WB01030N)

タイトルに関連する用語 (5件)： アルミニウム合金 ,  Al2O3 ,  ナノ複合材 ,  熱間加工 ,  変形メカニズム