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J-GLOBAL ID:201502237032446409   整理番号:15A0462736

現行の殺菌剤リスク評価法は水界生態系で機能している鍵的作用菌に対し十分な保護を規定しているだろうか?

Does the Current Fungicide Risk Assessment Provide Sufficient Protection for Key Drivers in Aquatic Ecosystem Functioning?
著者 (12件):
資料名:
巻: 49  号:ページ: 1173-1181  発行年: 2015年01月20日 
JST資料番号: B0839A  ISSN: 0013-936X  CODEN: ESTHA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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真菌類に対する欧州連合における殺菌剤の現行環境リスクアセスメント(ERA)によって規定している保護レベルは知られていない。異なる作用形態を示す5種類の殺菌剤(アゾキシストロビン,カルベンダジム,シプロジニル,キノキシフェン及びテブコナゾール)について,個々に及び混合状態で,水界糸状菌類のコミュニティーに対する構造的,機能的影響を評価した。コミュニティーは,微生物的葉分解及び葉切断大型無脊椎動物に対する美味しさの両方に関係する落葉分解で鍵的行動をする菌を含む多系統真菌グループであった。すべての殺菌剤は,葉を切断するヨコエビGammarus fossarumに対する葉の美味しさを損なわない,真菌類コミュニテイーの構造変化を招いていた。キノキシフェンを除くすべての化合物は微生物による葉分解を変えてしまった。欧州連合の最初の段階のERAは,テブコナゾール及びその混合物を除いて,試験した殺菌剤に対して十分な保護を規定していたが,より高い段階のERAは,一般的に,殺菌剤に対する保護の適切なレベルを規定していなかったと判断された。水界生態系の完全性を守るためにはERA試験スキームに水界真菌類とともにその役割も組み込む必要があることを示している。
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分類 (3件):
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農薬  ,  水質汚濁一般  ,  微生物に対する影響 
物質索引 (5件):
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