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J-GLOBAL ID:201502237035304680   整理番号:15A0547707

Clostridium difficile院内ペスト

Clostridium difficile the hospital plague
著者 (6件):
資料名:
巻: 140  号:ページ: 2513-2522  発行年: 2015年04月07日 
JST資料番号: A0392A  ISSN: 0003-2654  CODEN: ANALAO  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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Clostridium difficile感染症(CDI)は,過去20年間,公衆衛生上の脅威の1つになっている。CDIの感染の割合の単なる増加が観察されるだけでなく,重症度と死亡率の増加も観察される。この病原体によって引き起こされる症状は,強度の局部的,全身性の炎症を伴う。筆者らは,ラマン顕微分光法がCDI発症機序の理解に利用できることを確認した。CDI患者の単一の赤血球が,入院の開始時と治療の1週間後のラマンスペクトルの強度で約10倍の差異を示す。この強度のレベルは,標準の実験室試験によって確認される細胞内での炎症の広がりのインジケーターである。大きく増幅された強度を伴う多くの観察されるバンド(例えば,1587,1344,1253,1118,及び664cm-1)は,ピロール環の対称振動に起因する。治療の初日と7日目の間のCDIの急性状態中の回復された細胞のヘム変動は,酸化ヘモグロビンの増加レベルを示すと思われる。強い炎症は,蛋白質のコンフォメーションを変化させ,これがアミドIとIIバンドの顕著な変化に反映される。1253と970cm-1のアミドIIIのバンドと蛋白質のCC伸縮振動バンドの観察されるシフトと顕著な強度が,それぞれ存在する。治療の初日と7日目に収集したデータ内の変化を見出すために,主成分分析(PCA)を用いた。1645~1500cm-1の領域のPC2ローディングは,曝露に起因する蛋白質のミクロ環境の変化のためにヘム,Tyr,Trp,又はPheの振動の増加を示す。PC2ローディング中の1621,1563,及び1550での正の最大値は,環の振動に起因する。これらの観察は,Clostridium difficile毒素が細胞病原性を細胞内蛋白質の変質によって誘起することを示唆する。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (3件):
分類
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感染症・寄生虫症一般  ,  微生物感染の生理と病原性  ,  生物物理的研究法 
タイトルに関連する用語 (2件):
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