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J-GLOBAL ID:201502237159037125   整理番号:15A0543172

メカノケミカル法で調製したベンジル化木粉の特性

Characteristics of Benzylated Wood Meal Prepared by a Mechanochemical Method
著者 (4件):
資料名:
巻: 61  号:ページ: 67-73 (J-STAGE)  発行年: 2015年 
JST資料番号: F0852A  ISSN: 0021-4795  CODEN: MKZGA7  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本研究では,メカノケミカル法と通常法である液相法を用いてベンジル化木粉を調製し,FT-IRスペクトル,TG曲線,熱流動性,結晶化度を比較検討した。メカノケミカル法及び液相法により調製したベンジル化木粉の重量増加率(WPG)は,11%~78%であった。FT-IRスペクトル分析の結果,メカノケミカル法と液相法は699cm-1と3450cm-1の相対強度で同様の傾向を示した。TG曲線分析の結果,メカノケミカル法は液相法とは熱分解特性が異なり,また,WPGの増加により熱分解開始温度が低下した。熱流動性分析の結果,メカノケミカル法ではWPGの増加に伴う流出温度の低下が液相法よりも緩やかであった。結晶化度分析の結果,メカノケミカル法と液相法の両方でWPGの増加とともに結晶化度が低下するが,メカノケミカル法ではWPGが20%から60%の範囲で結晶化度が10%程度となり安定した値を示した。(著者抄録)
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分類 (1件):
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木材の性質・構造 
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引用文献 (25件):
  • 1) 白石信夫:木材のプラスチック化. 木材学会誌 32(10) , 755-762(1986).
  • 2) 上田 實, 松田鍈明, 松本 寛:オリゴエステル化とビニル重合の同時反応による木材の寸法安定化. 木材学会誌 38(5) , 458-465(1992).
  • 3) 森田光博, 坂田 功:樹種の異なる木材や樹皮のシアノエチル化による熱流動性および溶解性の付与. 木材学会誌 34(11) , 917-922(1988).
  • 4) 中野隆人, 中村史門:エステル化木材試片の粘弾性挙動(第1報)カプリル化木材の応力緩和挙動とエステル含量の影響. 木材学会誌 32(3) , 176-183(1986).
  • 5) 松田鍈明, 上田 實, 原 正憲:カルボキシル基含有エステル化木材の調製及びその利用(第1報)触媒共存下ジカルボン酸無水物による木材のエステル化. 木材学会誌 30(9) , 735-741(1984).
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