文献

J-GLOBAL ID：201502237268908047   整理番号：15A0164390

ヒト多能性幹細胞を多様なサブタイプの神経細胞へと効率的に転換する発生要因の組み合わせ分析

Combinatorial analysis of developmental cues efficiently converts human pluripotent stem cells into multiple neuronal subtypes

著者 (8件)： MAURY Yves (I-STEM (Inst. for Stem Cell Therapy and Exploration of Monogenic Diseases), Evry, FRA) ,  COME Julien (I-STEM (Inst. for Stem Cell Therapy and Exploration of Monogenic Diseases), Evry, FRA) ,  PISKOROWSKI Rebecca A (Univ. Paris Descartes Sorbonne Paris Cite, Paris, FRA) ,  CHEVALEYRE Vivien (Univ. Paris Descartes Sorbonne Paris Cite, Paris, FRA) ,  SALAH-MOHELLIBI Nouzha (INSERM, Evry, FRA) ,  PESCHANSKI Marc (INSERM, Evry, FRA) ,  MARTINAT Cecile (INSERM, Evry, FRA) ,  NEDELEC Stephane (INSERM, Evry, FRA)
資料名： Nature Biotechnology  (Nature Biotechnology)
巻： 33  号： 1  ページ： 89-96  発行年： 2015年01月 
JST資料番号： H0870A  ISSN： 1087-0156  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 発生中の細胞の種類の指定は,細胞が正確な時間および濃度で曝露される連続的な外的要因に依存する。基礎およびトランスレーショナル研究にヒト多能性幹細胞(hPSC)を効果的に用いるには,細胞の運命を制御するパターン形成分子の組み合わせを明らかにすることが不可欠である。本論文では,hPSCの選択的分化に対する低分子の組み合わせ作用を系統的に試験する拡張可能な自動化アプローチを紹介する。神経細胞サブタイプの発生に応用したところ,この解析により,hPSC由来の運動ニューロンの多様性の指定で古典的Wntシグナル伝達が果たす正当に評価されていなかった役割が明らかにされた。また,脊髄介在ニューロンおよび感覚ニューロンとともに脊髄および脳の運動ニューロンを得るための迅速(14日間)で効率的な方法を確立することができた。このhPSC選択的分化を改良する系統的アプローチは疾病モデル研究および薬物スクリーニングアッセイを促進すると考えられる。Copyright Nature Publishing Group 2015

シソーラス用語： *ヒト ,  *幹細胞 ,  *ニューロン ,  *細胞分化 ,  *生物 ,  基礎研究 ,  臨床医学 ,  医学 ,  運動神経 ,  知覚神経 ,  脊髄 ,  *病態モデル ,  *スクリーニング ,  生物多様性 ,  多様性 ,  *多能性幹細胞 ,  シグナル伝達 ,  *分化 ,  *発生生理
準シソーラス用語： 細胞情報伝達 ,  トランスレーショナル研究 ,  遺伝子多様性 ,  運動ノイロン ,  感覚ニューロン ,  *疾病モデル ,  *神経細胞 ,  *発生【生物】 ,  *薬物スクリーニング

分類 (3件)： 細胞生理一般  (EF02010S) ,  生物科学研究法一般  (EA03010K) ,  その他の薬物の基礎研究  (GW23010K)

タイトルに関連する用語 (9件)： ヒト ,  多能性幹細胞 ,  サブ ,  タイプ ,  神経細胞 ,  転換 ,  発生要因 ,  組み合わせ ,  分析