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J-GLOBAL ID：201502237410148551   整理番号：15A0444530

グラフェンシートの酸化的へき開:計算機と実験研究による考えられる状況に関する洞察

Oxidative Tearing of Graphene Sheets: Insights into the Probable Situations by Computational and Experimental Studies

著者 (4件)： RAY Angana (Saha Inst. of Nuclear Physics, Kolkata, IND) ,  BAGANI Kousik (Saha Inst. of Nuclear Physics, Kolkata, IND) ,  BANERJEE Sangam (Saha Inst. of Nuclear Physics, Kolkata, IND) ,  BHATTACHARYYA Dhananjay (Saha Inst. of Nuclear Physics, Kolkata, IND)
資料名： Journal of Physical Chemistry C  (Journal of Physical Chemistry C)
巻： 119  号： 2  ページ： 951-959  発行年： 2015年01月15日 
JST資料番号： W1877A  ISSN： 1932-7447  CODEN： JPCCCK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Ab initio密度汎関数理論計算によって,ナノサイズのグラフェンシート(GS)の酸化的へき開の後に得られるエッジ部のタイプを絞り込み,その知見から優先的に起こるへき開パターンを観察した。単一の酸素原子が優先的にcis-エッジ部の2個の炭素原子に結合してエポキシ結合を形成する。このエポキシ化によって関連するC-C結合が開裂するためにGSの湾曲が誘起される。cis-エッジ部からスタートしたエポキシ化が近隣サイトでも協同的に進行するために,GSのへき開が起こり,露出されたtrans-エッジ部を含む小サイズのGSが生成する。予測されたへき開パターンからn²(すなわち9,16,25,36,・・・)個の炭素原子を含む三角形GSの生成が示唆された。

シソーラス用語： *グラフェン ,  *劈開【結晶】 ,  ab initio法 ,  密度汎関数法 ,  エポキシ化 ,  C-C結合 ,  *開裂反応 ,  ナノ構造
準シソーラス用語： *グラフェンシート ,  *酸化的開裂反応

分類 (1件)： 炭素とその化合物  (YB02060D)

タイトルに関連する用語 (8件)： グラフェンシート ,  酸化 ,  へき開 ,  計算機 ,  実験 ,  研究 ,  状況 ,  洞察