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J-GLOBAL ID:201502237549012662   整理番号:15A0478020

エンドウマメにおける非宿主抵抗性のフィトアレキシン指標,ピサチンの新規誘導因子,EDTA

EDTA a Novel Inducer of Pisatin, a Phytoalexin Indicator of the Non-Host Resistance in Peas
著者 (2件):
資料名:
巻: 20  号:ページ: WEB ONLY 24-34  発行年: 2015年01月 
JST資料番号: U7014A  ISSN: 1420-3049  CODEN: MOLEFW  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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エンドウマメさや内果皮は,6時間以内に挑発真菌の増殖を完全に抑制する”非宿主抵抗性応答”を引き起こすことにより,不適切な真菌や非病原体の増殖を抑制する。ピサチン産生を含むこの抵抗性応答の成分のほとんどは,多数の生物的および非生物的誘導因子により誘発することができる。そこで,このフィトアレキシンは,抵抗性応答を開始できる誘導因子の化学的特性の評価に使用される指標として働く。ピサチン誘導因子の多くはDNAと相互作用し,潜在的にDNA損傷を引き起こすと報告されている。ここで著者らは,EDTA(エチレンジアミンテトラ酢酸)が植物における非宿主抵抗性を誘発するエリシターであると提案する。EDTAはキレート剤として製造されているが,これは低濃度で強力なエリシターであり,フィトアレキシンのピサチン,細胞性DNAの損傷,および防御応答遺伝子を誘導する。これは,エンドウマメ病原体に対するエンドウマメの完全抵抗性を活性化することができる。また,エンドウマメDNAの断片化とエンドウマメ核サイズの変化が随伴するため,金属キレーターとしての潜在的生化学的侵襲はその主要作用ではないと思われる。エンドウマメのクロマチン内でのDNA構造に対するEDTAの潜在的作用が植物防御遺伝子の転写を補助している可能性がある。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
豆類  ,  植物生理学一般  ,  化学的防除 

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