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J-GLOBAL ID：201502237588226238   整理番号：15A0613680

E5系・E6系新幹線電車の車外騒音低減技術

著者 (7件)： 栗田健 (日本機械学会) ,  栗田健 (JR東日本) ,  秋山悟 (川崎重工業) ,  高野靖 (日立) ,  中島伸治 (東洋電機製造) ,  四釜敏男 (日本機械学会) ,  四釜敏男 (工進精工所)
資料名： 日本機械学会誌  (Journal of the Japan Society of Mechanical Engineers)
巻： 118  号： 1158  ページ： 264  発行年： 2015年05月05日 
JST資料番号： F0228A  ISSN： 0021-4728  CODEN： NKGKA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 従来の営業車両E2系を用いて360km/hの高速走行試験を行い,全体騒音に対する音源別寄与度分析を行った。その結果,全体騒音に占める音源別寄与度は,集電系音(パンタグラフの空力音,離線アークによるスパーク音など),車両下部音(転動音,台車周りの空力音などの順に大きくなることが分かった。そこで集電系音および車両下部音対策の要素技術の開発を行った。集電系音として,3つの対策,1)主枠を片持ち支持した低騒音パンタグラフ,2)パンタグラフ遮音板,3)1編成1パンタグラフ走行の組合せによって騒音低減を図った。また,車両下部音については,防音壁と車両の間の多重反射過程で吸音することによる防音壁外へ伝播する騒音を低減させた。この技術は,新型新幹線車両E5系,E6系の騒音対策として採用された。

シソーラス用語： *騒音抑制 ,  走行試験 ,  分析 ,  *集電装置 ,  *パンタグラフ ,  鉄道騒音 ,  遮音材料 ,  *防音壁 ,  多重反射 ,  *音波吸収 ,  騒音対策 ,  走行
準シソーラス用語： 空力音 ,  高速走行 ,  車外騒音 ,  *新幹線車両 ,  低騒音 ,  転動音

分類 (2件)： 鉄道車両設計  (QH02010K) ,  鉄道騒音・振動  (TC01020C)

タイトルに関連する用語 (3件)： 新幹線 ,  電車 ,  車外騒音