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J-GLOBAL ID：201502237853408882   整理番号：15A0558399

韓国企業の社会的責任活動の現状および問題点-目的かそれとも戦略か?-

著者 (1件)： OH Chang Woo (啓明大学校社会科学大 メディア映像)
資料名： 桃山学院大学総合研究所紀要  (Bulletin of Research Institute. St. Andrew's University)
巻： 40  号： 3  ページ： 23-44  発行年： 2015年03月27日 
JST資料番号： X0029A  ISSN： 1346-048X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： これまで事業の量的成長に全力を注いできた韓国企業では,資本主義の限界や問題点に対する代案として一定の社会的貢献を外部から求められた結果,企業の社会的責任(CSR)活動がイベント化してしまった。本稿はかかる問題意識から,社会的責任活動が韓国企業への信頼度を高めず,競争下にあってはその活動予算をむやみに増やせないことの解明を試みた。韓国企業は社会問題への参加と利害関係者とのコミュニケーションを通して,企業と社会双方の利益になる共有価値の創出(CSV)へ,つまりCSRからCSVへの方向転換を図るべき岐路に立っている。所得格差,失業,非正規雇用その他,企業が直面する問題すべてが社会問題の核心にある。企業の問題の解決なくして社会全体の問題も解決しない。企業は今後解決に向けて事前反応的に取組む姿勢が必要である。

シソーラス用語： *社会的責任 ,  大韓民国 ,  行動 ,  信頼度 ,  指針 ,  *社会問題 ,  参入 ,  マーケティング
準シソーラス用語： *CSR【企業】 ,  *価値創造 ,  社会的マーケティング ,  社会的貢献 ,  利害関係者への関り合い ,  倫理指針

分類 (1件)： 経営工学一般  (KA01010C)

タイトルに関連する用語 (6件)： 韓国 ,  企業の社会的責任 ,  活動 ,  現状 ,  問題点 ,  戦略