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J-GLOBAL ID：201502237878688235   整理番号：15A0145753

N-ピリジニウムカチオンの紫外光解離作用スペクトル

Ultraviolet photodissociation action spectroscopy of the N-pyridinium cation

著者 (6件)： HANSEN Christopher S. (School of Chemistry, Univ. of Wollongong, NSW 2522, AUS) ,  BLANKSBY Stephen J. (Central Analytical Res. Facility, Queensland Univ. of Technol., QLD 4000, AUS) ,  CHALYAVI Nahid (School of Chemistry, The Univ. of Melbourne, VIC 3010, AUS) ,  BIESKE Evan J. (School of Chemistry, The Univ. of Melbourne, VIC 3010, AUS) ,  REIMERS Jeffrey R. (School of Physics and Materials Sci., Univ. of Technol. Sydney, NSW 2007, AUS) ,  TREVITT Adam J. (School of Chemistry, Univ. of Wollongong, NSW 2522, AUS)
資料名： Journal of Chemical Physics  (Journal of Chemical Physics)
巻： 142  号： 1  ページ： 014301-014301-11  発行年： 2015年01月07日 
JST資料番号： C0275A  ISSN： 0021-9606  CODEN： JCPSA6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： N-ピリジニウムイオン(C₅H₅NH⁺)のS₁←S₀電子遷移を裸のイオンおよびN₂標識化錯体の紫外光解離(PD)分光法を用いて検討した。気相N-ピリジニウムイオンの光子エネルギー範囲37000~45000cm^-1における光解離は水素分子(H₂)の損失による2-ピリジニリウムイオンが唯一の共生成物であることを構造診断イオン-分子反応により同定した。光解離作用スペクトルは振動の詳細を明らかにし,電子構造計算の助けを借りて,解離が内部変換に続く基底電子状態上の分子内異性化により生じるとの提案を支持した。量子化学計算を用いて測定スペクトルを解析した。振動構造の大部分を全対称環変形モードの進展および平面励起状態から最小エネルギーの非平面励起状態への異性化における面外モードに帰属した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *紫外線照射 ,  *作用スペクトル ,  イオントラッピング ,  脱水素 ,  イオン分子反応 ,  電子構造 ,  異性化 ,  励起状態 ,  面外振動 ,  スペクトル線帰属 ,  変角振動 ,  無放射遷移 ,  密度汎関数法 ,  Franck-Condon因子 ,  スペクトルシミュレーション ,  ポテンシャルエネルギー面 ,  ピリジニウム
準シソーラス用語： イオントラップ ,  系間交差 ,  *光解離スペクトル ,  時間依存性密度汎関数法 ,  変形振動

分類 (3件)： 光化学反応,ラジカル反応  (CF02090A) ,  分子と光子の相互作用  (BH06120R) ,  分子の電子構造  (BH05010Q)

物質索引 (3件)： ピリジニウムカチオン ,  ピリジン-2-イリウム ,  1,2-ジデヒドロピリジニウム

タイトルに関連する用語 (4件)： ピリジニウムカチオン ,  紫外光 ,  解離 ,  作用スペクトル