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J-GLOBAL ID:201502237905841733   整理番号:15A0055110

紫外線発光ダイオードを光源とする可搬型蛍光光度計の開発及びそのCOD推定への応用

Development of Ultra-violet Light-emitting Diode Based Portable Fluorometer and Its Application to Estimations of COD
著者 (7件):
資料名:
巻: 63  号: 11  ページ: 895-902 (J-STAGE)  発行年: 2014年 
JST資料番号: F0008A  ISSN: 0525-1931  CODEN: BNSKAK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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海水や河川水試料の化学的酸素要求量を簡便な方法で推定するため,光源に紫外線発光ダイオード(UV-LED),検出器に光電子増倍管モジュールを使用する可搬型蛍光光度計を開発した.試料水の蛍光強度(励起波長340 nm,蛍光波長450 nm)を測定し,公定法により得られた100°C における過マンガン酸カリウムによる酸素消費量(CODMn)の値との相関を求めた.試料の採取地点ごとに蛍光強度とCODMnの相関式の傾きは異なったが,同一地点における蛍光強度とCODMnの時間変化はよく一致した.伊勢湾にて複数か所から採取した海水の蛍光強度とCODMnも,河川水の影響を受けていない地点では良好な相関があり,蛍光強度からCODMnを推定できることが分かった.また,工場排水では,操業状態の変化が少なければ本法により推定が可能であった.付加機能としてLEDを光源に用いる吸光度検出により,蛍光強度と同時に色度と濁度を測定できるようにした.(著者抄録)
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分類 (1件):
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水中の汚染物質の物理分析 
引用文献 (8件):
  • 1) JIS K 0102,工場排水試験法 (2013).
  • 2) K. H. Lee, T. Ishikawa, S. J. McNiven, Y. Nomura, A. Hiratsuka, S. Sasaki, Y. Arikawa, I. Karube : Anal. Chim. Acta, 398, 161 (1999).
  • 3) 荒川 豊,北田 茂 : 衛生工学シンポジウム論文集,2, 31 (1994).
  • 4) T. Yoshinaga, K. Yanagase, K. Kawano : Mem. Kyushu Inst. Technol. Eng., 12, 63 (1982).
  • 5) 加藤善盛,白潟良一,地紙 満 : 水質汚濁研究,2, 45 (1979).
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