文献

J-GLOBAL ID：201502237906293195   整理番号：15A0261534

合成高分子はタバコ葉抽出物の浄化について天然凝集剤よりも効果的である

Synthetic polymers are more effective than natural flocculants for the clarification of tobacco leaf extracts

著者 (3件)： BUYEL Johannes F. (Inst. for Molecular Biotechnology, Worringerweg 1, RWTH Aachen Univ., 52074 Aachen, DEU) ,  FISCHER Rainer (Inst. for Molecular Biotechnology, Worringerweg 1, RWTH Aachen Univ., 52074 Aachen, DEU) ,  FISCHER Rainer (Fraunhofer Inst. for Molecular Biology and Applied Ecology, Forckenbeckstrasse 6, 52074 Aachen, DEU)
資料名： Journal of Biotechnology  (Journal of Biotechnology)
巻： 195  ページ： 37-42  発行年： 2015年02月10日 
JST資料番号： A0456C  ISSN： 0168-1656  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 凝集剤としての合成高分子の使用はフィルタ能力を増強可能であり,そのため,植物由来バイオ医薬品蛋白質の生産時の下流プロセス費用を低減するが,これはそのような化合物の潜在的毒性のため,規制安全性も注意喚起するかもしれない。そのため,タバコ抽出物の浄化時の,3つの非毒性天然凝集剤(キトサンとカオリンとポリリン酸)単独と互いとの組み合わせまたは合成高分子(ポリミンP)との組み合わせでの効果を検討した。フィルター能に対する各組み合わせの影響を明らかにするために,実験計画アプローチを使用した。ポリミンPは,それ自身を使用した場合最も効果的であるが,天然凝集剤は組み合わせて使用した場合にさらに効果的であることを見いだした。キトサンとポリリン酸の組み合わせは最も効果的な天然凝集剤であり,これは,凝集効率はポリミンPよりも低いが,導電性の中性と酸性抽出条件非依存性のもとでのポリミンPの可能な置換として同定された。検討した凝集剤はどれも供給流での総可溶性蛋白質濃度やモデル蛍光蛋白質であるDsRedの回収を低下させなかった。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *トランスジェニックタバコ ,  葉 ,  抽出液 ,  製品開発 ,  バイオテクノロジー ,  タンパク質製剤 ,  高分子電解質 ,  *高分子凝集剤 ,  キトサン ,  カオリン ,  ポリリン酸 ,  *精製 ,  生産工程 ,  実験計画法 ,  *組換タンパク質 ,  タンパク質合成 ,  応答曲面法
準シソーラス用語： バイオプロセス ,  バイオ医薬品

分類 (1件)： 植物組織・細胞による物質生産  (FK03050H)

タイトルに関連する用語 (5件)： 合成高分子 ,  タバコ葉 ,  抽出物 ,  浄化 ,  凝集剤