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J-GLOBAL ID:201502237956177358   整理番号:15A0574055

アルコール媒介Morita-Baylis-Hillman反応の機構の事例研究 実験観測の重要性

A Case Study of the Mechanism of Alcohol-Mediated Morita Baylis-Hillman Reactions. The Importance of Experimental Observations
著者 (2件):
資料名:
巻: 137  号: 11  ページ: 3811-3826  発行年: 2015年03月25日 
JST資料番号: C0254A  ISSN: 0002-7863  CODEN: JACSAT  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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反応機構の研究において複数の中間体や遷移状態を考慮しなければならない場合には実験に頼ることができないため計算化学が使用されているが,計算化学ではそもそも検討の対象としない反応経路があったり,計算機の能力を超える現象を無視したりすることがあるので本当に信頼することができるかどうか疑問がある。この問題を検証する事例としてメタノール中のMorita-Baylis-Hillman反応を取上げた。中間体の観測,中間体の発生および分配,主反応および副反応の熱力学および速度測定,溶媒からの同位体取込,および反応速度同位体効果を利用した実験と,密度汎関数理論計算によるエネルギープロフフィルとを対比した。理論計算は実験結果とまったく異なる反応経路を示した。
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分類 (2件):
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均一系触媒反応  ,  付加反応,脱離反応 
物質索引 (4件):
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