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J-GLOBAL ID:201502237991693750   整理番号:15A0563784

オーストラリア,マレー川上流における廃水処理プラント排水のエストロゲン性に関する在来種Murray rainbowfish(Melanotaenia fluviatilis)を用いた統合的評価

Integrated assessment of wastewater treatment plant effluent estrogenicity in the Upper Murray River, Australia, using the native Murray rainbowfish (Melanotaenia fluviatilis)
著者 (8件):
資料名:
巻: 34  号:ページ: 1078-1087  発行年: 2015年05月 
JST資料番号: A0978B  ISSN: 0730-7268  CODEN: ETOCDK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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内分泌活性化化学物質(EACs)による主要な大陸河川系での汚染は,廃水処理プラント(WWTP)排水に原因があり,ヒト及び生態系の健全性に影響している。オーストラリアの最大の流域,マレー-ダーリング集水域における内分泌攪乱の評価に対する在来魚モデル生物を開発する長期取り組みの一環として,本研究は,WWTP活性化スラッジ及び28日間連続流でオンサイト実験によるマレー川からの河川水に曝した在来性オーストラリアMurray rainbowfish(Melanotaenia fluviatilis)の雄成魚での内分泌攪乱性を評価した。WWTP排水と河川水の分析は,エストロンと17βエストラジオールを約25ngL-1までの濃度で検出した。排水試料の抗エストロゲン性を,実験を通しての酵母系バイオアッセイ(酵母エストロゲン選別)を使用してin vitroで検出したが,エストロゲン性は実験の最初の週に限られていた。精巣の組織学的評価は28日間曝した後に,WWTP排水による精子形成の有意な抑制を示した。河川中での血漿ビテロゲニン濃度とビテロゲニンmRNAの発現はWWTP排水ヘの曝露によって有意な影響は無かった。WWTP排水での低汚染物濃度,Murray rainbowfishでの限定的な内分泌攪乱効果及び高インストリーム希釈倍率(99%)の組み合わせが,WWTP排水口からマレー川下流での在来性オーストラリア魚に対し,最低限の内分泌攪乱作用効果を暗示していた。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
有機化合物の毒性  ,  河川汚濁  ,  その他の汚染原因物質 

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