抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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江戸の7割弱の面積を占めていたのが武士身分の居住区としての武家地で,原則として幕府から拝領したものであり,その配置は政治の動向と連関した。初めて養子として将軍職を継承した5代将軍綱吉の継承は家臣団の幕臣編入という問題をともなった。ここでは綱吉が将軍であった時期を主たる検討対象として武家屋敷の動向を分析し,それをもとに綱吉政権の武家地政策の特質を,当時期の政治状況との関係に着目しつつ明らかにし,併せて家宣および吉宗政権期との比較を行った。