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J-GLOBAL ID:201502238233727267   整理番号:15A0674208

シアノバクテリア(Nostoc sp.)抽出液はMimosa pigraにおける酸化ストレス媒介性根細胞の破壊を誘導する

Nostoc sp. extract induces oxidative stress-mediated root cell destruction in Mimosa pigra L.
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資料名:
巻: 56  号: Feb  ページ: 56:3 (WEB ONLY)  発行年: 2015年02月 
JST資料番号: U7007A  ISSN: 1999-3110  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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Mimosa pigraは,東南アジアとオーストラリアの一部の領域における侵入型雑草である。著者らの以前の研究から,シアノバクテリア(Nostoc sp.)抽出液がM.pigra実生の根成長の阻害できることを示した。本研究で,一部の生理学的過程は酸化ストレス介在性細胞死に関与していることを示して,抽出液の根成長抑制の機構と生物除草剤の可能性を明らかにするために根限外構造を調査した。結果として,シアノバクテリア抽出液は24時間で活性酸素種(ROS)の過剰生産を強化して,赤蛍光強度が72時間で増加し,そして僅かにH2O2の増加を引き起こした。それは,捕捉酵素(カタラーゼ,アスコルビン酸過酸化酵素,グルタチオンレダクターゼとペルオキシダーゼ)の活性化と一致した。これは,酸化ストレスが抽出液の存在で生じて,それが24時間で細胞死及び脂質過酸化の増加によって支持されることを示唆した。72時間でのマロンジアルデヒド含有量の減少と細胞死の増加は,酸化損傷と細胞漏出を示した。走査電子顕微鏡写真によって,72時間の超微細構造的な変化を測定した。それは,表皮と根の帽細胞の損傷及び根端細胞の脱凝集と破壊を確認した。透過電子顕微鏡写真から,中間ラメラの溶解,液胞の一部の物質の蓄積と異常なミトコンドリア(膨張したミトコンドリアと不明瞭なクリステ)を示した。結論として,シアノバクテリア抽出液は抗酸化酵素の活性にもかかわらず脂質過酸化及び広範囲の細胞死を生じさせるROS産生による酸化ストレスを強化した。シアノバクテリア抽出液の作用機構の理解は,M.pigraの制御のための天然の除草剤として使用できるその抽出液の利用のための情報を提供した。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
植物に対する影響  ,  植物の生化学  ,  雑草に対する農薬 

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