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J-GLOBAL ID:201502238409260336   整理番号:15A0286868

スルホベタインゲルのイオン吸着特性とその膨潤挙動の間の関係に対する特定のイオンの影響

Effects of specific anions on the relationship between the ion-adsorption properties of sulfobetaine gel and its swelling behavior
著者 (5件):
資料名:
巻: 59  ページ: 144-154  発行年: 2015年02月24日 
JST資料番号: D0472B  ISSN: 0032-3861  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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4つの異なるハロゲン化物溶液,すなわち,KF, KCl, KBr,およびKI溶液からのカチオンとアニオンの,種々の架橋濃度を用いて調製した,N-ジメチル(アクリルアミドプロピル)アンモニウムプロパンスルホナート(DMAAPS)ゲルへの吸着を,種々の温度で調べ,これらの溶液中のこのゲルの膨潤度も検討した。吸着したK+の量は,DMAAPSゲルへのカチオンとアニオンの同時吸着のために,アニオン(すなわち,I-, Br-, Cl-,あるいはF-)の吸着に一致する。このゲルへのより大量のK+の吸着を与えるアニオンの順番は,Hofmeister系列とは逆であり,I- > Br- > Cl- > F-となる。さらに,ゲルの膨潤度とゲル上に吸着したK+の量の間の関係を解明した。異なる架橋剤濃度あるいは温度でも,同じハロゲン化物溶液に関して,データ点は同じ線上に乗る。膨潤度の低いところで,吸着したK+の量は変化せず,膨潤度が増加すると徐々に減少する。KIのような水和能の低いアニオンを含む溶液では,膨潤度の大きいところでは,吸着したK+の量は減少する。一方,KClのようなより高い水和能をもつアニオンを含む溶液では,小さな膨潤度で,K+の吸着量は減少する。加えて,これらのハロゲン化物溶液の混合物中では,アニオンの競合的吸着が起こることを見出した。低い水和能のアニオンは,単一アニオン溶液中よりも混合物中でより素早く吸着する。一方,高い水和能をもつアニオンは,単一アニオン溶液中よりも混合物中でよりゆっくり吸着する。Copyright 2016 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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高分子固体の構造と形態学 
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