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J-GLOBAL ID:201502238469121882   整理番号:15A0590090

増強電界放出特性のためのZnOナノワイヤ上に成長させたV2O5ナノ粒子

V2O5 nanoparticles grown on ZnO nanowires for enhanced field emission properties
著者 (7件):
資料名:
巻: 345  ページ: 256-263  発行年: 2015年08月01日 
JST資料番号: B0707B  ISSN: 0169-4332  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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V2O5の電界放出(FE)特性を改善するために,ZnOナノワイヤをテンプレートとして利用し,V2O5ナノ粒子を化学蒸着(CVD)ルートとそれに続く高速焼なまし処理により,それらの上に成功裡に成長し,被覆した。粒子のサイズと形状はV2O5の温度に敏感な結晶化で決定される。異なる表面モルフォロジーをもつ三種類の試料がそれぞれ370,450および510°Cで得られ,V2O5ナノ粒子は鋭い先端部を形成しながら表面上に成長する。SEMの結果は450°Cの試料が最も鋭い先端部をもつことを明らかにし,その化学状態と成分をXRD解析で調べ,ZnO上のV2O5の被覆を確認した。この三つの試料に対するFE測定は純粋なV2O5や裸のZnOと比較して増強FE特性を示した。さらに,450°Cの試料のFE特性が三つの試料の中で最高で,4.38V/μm(V2O5)から2.25V/μmmまで顕著に低減した低いターンオン電場と0.21mA/cm2(V2O5)から4.98mA/cm2まで顕著に増加した高電流密度(5V/μmで)を示した。対応する電場増強因子(β)も3066まで大幅に増加し,純粋なV2O5ナノ粒子の値(βX≒920,X=V2O5)よりずっと高く,裸のZnOの値(βZnO≒1590)より高かった。等ポテンシャルモデル解析は,この増強FE特性はV2O5ナノ粒子で形成された鋭い先端部によるもので,導入したV2O5先端部が表面上の独立したエミッタとして作用し,それらの先端部の周囲の高い局所電場がトンネリング確率を増加させることを明らかにした。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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酸化物薄膜  ,  熱電子放出,電界放出  ,  その他の固体デバイス 
タイトルに関連する用語 (5件):
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