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J-GLOBAL ID:201502238597508560   整理番号:15A0591666

Aquarius remigis精液の原形質膜関連II型α-d-マンノシダーゼとβ-N-アセチルグルコサミニダーゼの特徴づけ

Characterization of plasma membrane associated type II α-d-mannosidase and β-N-acetylglucosaminidase of Aquarius remigis sperm
著者 (4件):
資料名:
巻: 60  ページ: 78-85  発行年: 2015年05月 
JST資料番号: D0873A  ISSN: 0965-1748  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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若干の生物において,卵は精液-卵認知を生ずるグリコシダーゼによって認識される糖蛋白質を有すると同時に,精子は頭を覆う原形質膜上にグリコシダーゼを所有する。この研究において,2つのグリコシダーゼ(マンノシダーゼとβ-N-アセチルグルコサミニダーゼ)が,Aquarius remigisの精液において,同定され,生化学的に特徴づけられた。マンノシダーゼは,その最適pH7.0で,2.36±0.19mMのKm,27.49±0.88pmol/minのVmaxと0.94±0.18のHilケイスウヲ持っていた。マンノシダーゼは,CHAPSOで最も効率的に抽出されたが,塩化ナトリウムでも効率的に抽出された。マンノシダーゼ活性は,キフネシンでなく,スワインソニンによって効果的に阻害され,Zn2+でなく,Mn2+とMg2+の存在でかなり減少させられた。N-アセチルグルコサミニダーゼは,最適pH7.0で,0.093±0.01mMのKm,153.80±2.97pmol/minのVmaxと0.96±0.63のHil係数を持っていた。N-アセチルグルコサミニダーゼは,よう化カリウムで最も効率的に抽出されたが,トリトンX-100でも効率的に抽出された,しかし,Ca2+,Co2+,Mn2+またはMg2+でなくZn2+がその活性をかなり阻害した。まとめると,これらの結果は,A.remigis精液表面がアメンボ卵の表面で相補的に複合糖質を認識する少なくとも2つのグリコシダーゼを含むことを示す。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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酵素一般  ,  生殖器官 
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