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J-GLOBAL ID：201502238615440901   整理番号：15A0519858

マーカー蛋白質の診断のための機能的多層被覆より成る1段階酵素免疫アッセイ毛細管センサ

A single-step enzyme immunoassay capillary sensor composed of functional multilayer coatings for the diagnosis of marker proteins

著者 (6件)： FUNANO Shun-ichi (Graduate School of Engineering, Osaka Prefecture Univ., 1-1 Gakuen-cho, Naka-ku, Sakai City, Osaka 599-8531, Japan. ...) ,  SUGAHARA Masato ,  HENARES Terence G. ,  SUEYOSHI Kenji ,  ENDO Tatsuro ,  HISAMOTO Hideaki
資料名： Analyst  (Analyst)
巻： 140  号： 5  ページ： 1459-1465  発行年： 2015年03月07日 
JST資料番号： A0392A  ISSN： 0003-2654  CODEN： ANALAO  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究では,機能的な多層被覆により構成される,1段階的で,容易に使用できる酵素抗体法毛細管センサを開発した。この被覆は,基質が固定化された疎水性被覆,ヒドロゲル被覆,および酵素標識されている抗体を含む可溶性被覆から成る。作動機構は以下のようである。すなわち,毛細管内への試料の抗原溶液の導入により引き起こされる自発的な免疫反応,それに続く,ヒドロゲルの分子ふるい効果を利用した,未反応の酵素標識抗体と抗原と酵素により標識された抗体複合体の分離である。基質が固定化された疎水性被覆とヒドロゲル被覆の界面における酵素反応は,蛋白質選択的な蛍光応答を引き起こす。抗原濃度依存的な応答が,診断用マーカー蛋白質試料(HbA1c,7.14~16.7mg/mL;αフェトプロテイン(AFP),1.4~140ng/mL;C反応性蛋白質(CRP),0.5~10μg/mL)において得られたが,この範囲は臨床的に重要な濃度範囲を含んでいる。希釈した血清試料中のCRPの測定を行い,本毛細管センサの有用性を確認した。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST

シソーラス用語： *微小管 ,  *タンパク質 ,  *バイオマーカー ,  検出法 ,  *被覆 ,  バイオセンサ ,  蛍光分析 ,  蛍光抗体法 ,  *酵素抗体法 ,  ヒドロゲル ,  ポリアクリルアミド ,  免疫反応 ,  分子ふるい ,  発光 ,  HbA1c ,  αフェトプロテイン ,  C反応性タンパク質 ,  *血清中濃度 ,  *血液検査 ,  *免疫学的試験
準シソーラス用語： *マーカー蛋白質 ,  蛍光発光 ,  *酵素免疫アッセイ ,  *多層被覆

分類 (3件)： バイオアッセイ  (EA03060N) ,  蛋白質・ペプチド一般  (EB03010N) ,  血液検査  (GC02050D)

タイトルに関連する用語 (6件)： マーカー蛋白質 ,  診断 ,  多層被覆 ,  段階 ,  酵素免疫アッセイ ,  毛細管