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J-GLOBAL ID:201502238634338697   整理番号:15A0734822

イオン液体の生物分解性は廃水の特異的微生物群集に依存する

Ionic liquid biodegradability depends on specific wastewater microbial consortia
著者 (6件):
資料名:
巻: 136  ページ: 160-166  発行年: 2015年10月 
JST資料番号: E0843A  ISSN: 0045-6535  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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廃水処理施設(WWTP)での新しい合成化学物質の完全な生物分解は新しい環境汚染物質の可能性を除外する。しかし,WWTP内およびWWTP間での微生物群集の違いが生物分解への予測を変化させることがある。また,WWTP群集が富化時に分解へ抵抗する傾向がある化学物質を代謝し,あるいは環境にやさしい代替物質を生成する特異的群集のソースとして働くことがある。ここでは,1-オクチル-3-メチルピリジニウム・プロミド(OMP),1-ブチル-3-メチルピリジニウム・プロミド(BMP),1-ブチル-3-メチルイミダゾリウム・クロリド(BMIM)の3つのイオン液体(IL)の生物分解性を調べた。2つのWWTPからの3つの時間ポイントでの群集を用いて試験を行なった。OMPの生物分解性に影響する群集組成にサイト特異性と時間的変化の両方が影響した。いずれの試験でもBMPあるいはBMIMは分解せず,これらのILが従来の処理によって除去されていないことを示唆した。標準生物分解試験によって,OMP,BMPとBMIMを迅速に分解できる3つの群集を富化した。これらの結果は,WWTPは特異的なイオン液体の生物分解に関して機能的に十分ではないことを示した。しかし,生物分解性試験を失敗させる化学物質の分解に対して群集を富化できる。この情報は前処理法を準備し,新しい汚染物質の環境放出を防ぐために使用できる。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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下水,廃水の生物学的処理  ,  その他の汚染原因物質 
物質索引 (3件):
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